最近では、副業を解禁する会社も増え、副業という言葉がより身近なものになってきました。
たくさんある副業の中でも、WEBライターは在宅でできる人気の仕事です。
しかし、実際の生活や働き方はわからない方も多いのではないでしょうか。
- 「どんな1日をすごしているの？」
- 「どれくらい働けば、いくらもらえるの？」
という疑問をお持ちではありませんか？
そこでこの記事ではそんな副業WEBライターがどのように働いているのかというお悩みを、副業WEBライターの1日のスケジュールの観点から解決します。
具体的には
- 副業WEBライターの1日の作業量はどのくらいか
- 副業WEBライターの1日のスケジュール
- 副業WEBライターが1日で3万文字執筆するために必要なこと
の順番にご紹介していきます。
5分くらいで読めますし、副業WEBライターの仕事のやり方が劇的に改善される可能性が高いので、まずはご一読を！
副業WEBライター1日の作業量
WEBライターの作業量は自分で決められるため、ライフスタイルや稼ぎたい金額によって、無理なく働くというのが、長く続けていくためには大切です。
私は主婦をしているので、家事の合間にライティングをしています。
午前中家事を終わらせて2時間、午後から2時間で夕方からはなかなか時間が取れないため、できて4時間くらいです。
副業でWEBライターをしている場合、仕事の日の日中は本業があるため、3時間〜4時間と朝の出勤前に1時間、仕事終わりに2時間〜3時間作業している人が多いようです。
仕事がある日は多くの時間を取れない分、休日には午前中2時間、午後2時間、夜2時間程度で、6時間以上WEBライターの仕事をしている人も多くいました。
もちろん、もっと短い時間からでも始めることはできるので、自分にあった働き方の参考にしてください。
副業WEBライターは1日何記事執筆する？
1日に執筆する記事数ですが、記事によって文字数が変わります。
短いものであれば、1000文字以下のものもありますが、一般的には3000文字〜5000文字の案件が多いです。
私はまだWEBライターを始めて2か月程度ですが、1日に2000文字〜3000文字程度執筆しています。
WEBライターの1時間に執筆する目安は2000文字といわれていますが、リサーチの時間や構成などの時間も考えると、始めから2000文字はなかなか難しいと思います。
1時間1000文字〜1500文字の執筆で3時間と考えると、1日多くて3000文字〜4500文字です。3000文字〜5000文字の記事が多いことを考えると、1日1記事を執筆できます。
しかし、経験を積んでいくと執筆のスピードもあがるので、多い人では1時間で1記事執筆でき、2〜3件の記事を1日でこなしている人もいます。
はじめは時間がかかってしまうこともありますが、コツコツとこなしていくうちに、執筆のスピードもあげていくことができます。
【補足】フリーランスWEBライターの場合
では、専業でWEBライターをしている人はどうでしょうか。
文字数は同じく1時間1000文字〜1500文字と考えて、1日6時間作業すると6000文字〜9000文字となります。
副業WEBライターにくらべて、作業時間の平均も1日6時間以上の人が多いため、文字数も多くなります。
専業でWEBライターをしている人では、8000文字以上を執筆している人もいるようですが、6000文字〜8000文字という人が多く、記事数では1日2記事〜3記事が平均といえそうです。
副業WEBライターの1日スケジュール・流れ
副業WEBライターの１日のスケジュールの例を、平日と休日にわけてご紹介します。
| 7：00 | 起床 |
| 7：30～8：30 | 朝食・支度・副業 |
| 9：00～18：00 | 本業 |
| 18：00～19：00 | 帰宅 |
| 19：00～22：00 | 夕食・家事・風呂 |
| 22：00～24：00 | 副業 |
| 24：00 | 就寝 |
本業が1日の大半を占めてしまうため、朝の時間や通勤時間などもうまく利用して3時間前後の時間を副業の時間としています。
| 8：00 | 起床 |
| 8：00～9：00 | 朝食・支度・自由 |
| 9：00～12：00 | 副業 |
| 12：00～13：00 | 昼食 |
| 13：00～18：00 | 買い物・副業 |
| 18：00～21：00 | 夕食・風呂・家事・自由 |
| 21：00～23：00 | 副業 |
| 23：00 | 就寝 |
平日にくらべて、自由な時間や買い物などの時間もありつつ、6時間ほどは副業の時間となっています。
平日にまとまった時間がとりにくい分、休日にしっかり時間をとる人が多いですが、無理はせず休む時間もとることも必要です。
WEBライターは1記事いくら？記事単価の目安とは
WEBライターの報酬は主に3種類あります。
- 文字単価（例：単価1円×3000文字＝3000円）
- 記事単価（例：単価3000円×2記事＝6000円）
- 時間単価（時給1500円×2時間＝3000円）
今回は記事単価について詳しく説明いたしますが、一般的に案件の多い文字単価の目安も、簡単にお伝えいたします。
文字単価の目安
- 未経験のライター：1文字0.3～0.5円程度
- 一般的なレベルのライター：1文字1円～3円
- 上級レベルのライター：1文字5円以上
記事内容が専門的なものであれば、単価が高くなることもあります。
文字単価0.5円×3000文字の記事は1記事1500円ですが、文字単価5円×3000文字では1記事が15000円になります。
実績を積み、スキルを上げていくことで、単価の高い案件を獲得できるようになるので、コツコツ続けることが必要です。
記事単価の目安
記事単価は依頼した記事数に1記事あたりの単価をかけて計算します。
文字単価は実績やスキルが重要ですが、記事単価はライターのレベルよりも、記事の種類によって価格が決まることが多いです。
- モニター記事：数百円
- ネット情報のまとめ記事：数百円～3000円
- SEO記事：3000円～数万円
- 取材記事：3万円～10万円
- 専門記事：1万円〜10万円
記事単価は中級〜上級レベルのライターへの依頼で多いシステムです。
しかし、クラウドソーシングサイトでは初心者向けに1記事数百円の仕事も発注されています。モニター記事や、ネット情報のまとめ記事は、単価は低いものの実績をつくる上では最適です。
モニター記事は商品やサービスの感想、レビュー、評価をする案件です。クラウドソーシングでは「タスク」として募集されていることが多く、文字数も少ないものがおおいので、サクサク進めることができます。
まずはモニター記事で文章に慣れ、少しでも単価の高いネット情報のまとめ記事に移行することをおすすめします。
ネット情報のまとめ記事は、複数のWEBサイトの情報をまとめて、再構築する案件です。予備知識なども必要ないため、初心者でも取り組みやすいですが、いくつものWEBサイトを見て情報をまとめるため、コピペには注意が必要です。
中級者以上になるとSEO記事が多くなります。SEO記事とは、検索エンジンで上位表示されるように最適化された記事です。
検索者の意図を解決することや、アクセスを集めることを目的とした記事を執筆する必要があるため、知識やスキルが必要になります。
取材記事は、インタビューや取材をして記事に起こします。取材記事は取材相手が存在し、特殊な技術やマナーが必要になってくることから、報酬の目安も高くなります。
最後に専門記事は、有資格者などによる記事です。専門的な知識、資格が必要になるので記事単価が高額です。
医療や法律などの難関資格などを持っているのであれば、SEOと文章能力を身に着けることで、専門記事を執筆することも可能です。
1時間何文字執筆できるか把握しよう
WEBライターとして作業し、報酬を受け取るためには、1日に何文字執筆できるかが重要です。
文字数が収入につながることは、ここまでの説明でもわかっていただけたのではないでしょうか。
WEBライターは決まりがないからこそ、本業や家事と両立しながら、自分の目標としている報酬を受け取るために、計画的に作業をする必要があります。
そのために、まずは1時間に何文字執筆できるのか把握しておくことが大切です。
例えば1時間に1000文字執筆できるとします。
1日に3時間作業できるのであれば1日で3000文字可能です。
文字単価1円で月に20日作業すると考えると、
「文字単価1円×1日3000文字×月の稼働日数20日＝1か月の収入60000円」
となります。
執筆できる文字数が増えれば、稼げる金額も増えるため、自分の目標金額に応じて、執筆する文字数の目標も設定することをおすすめします。
副業WEBライターが効率よく執筆するには？
WEBライターの収入は書いた記事の数によって決まります。
より多くの記事を執筆するためには、より多くの文字を執筆しなければなりません。
副業WEBライターの平均の執筆文字数は1000文字〜3000文字でしたが、もし仮に1日3万文字執筆できるとどうなるでしょうか。
文字単価が1円として3000文字だと1日3000円ですが、3万文字執筆できると1日の収入は30000円となり10倍になります。
具体的にどうしたら3万文字執筆ができるようになるのか、方法をご紹介します。
文字数カウントツールを活用しよう
文字数カウントツールを活用することで効率よく執筆しましょう。
例えば1000文字の指定での案件があった場合、目で見て数えるのに比べて文字数がわかるツールがあると、かなり効率が良くなり、ミスも減らすことができます。
ここでは無料で利用できる2つの文字数カウントツールをご紹介します。
1. 文字数カウントーODN
文字数カウントーODNは、指定の枠内に文字をコピペして入力するだけでカウントしてくれるため、誰でも簡単で使いやすいです。
2. Sundry Street 文字数カウント
Sundry Street 文字数カウントは、リアルタイムで文字数をカウントしてくれます。
ツール内で文字を打ちながら文字数を調整できるのが特徴です。
徹夜は避けよう
副業の時間をたくさん取りたい、文字数を多くするために睡眠時間を削ろうと考えてしまいがちですよね。
1日は24時間しかないため、つい徹夜して副業の時間を確保してしまいますが、徹夜をしても仕事の能率は上がりません。
ミスが増える、記事の質が下がる、確認不足といったデメリットが多く、結果効率が悪くなってしまいます。
また日中は本業の仕事もあるため、生活リズムが乱れ、寝不足で集中力を欠いてしまい大きなミスにつながる可能性もあります。
無理な環境は、体調を崩すこともあるため徹夜は避け、作業する時間を決めることをおすすめします。
スキマ時間なども利用して、集中して効率よく執筆することが重要です。
タイピング速度を上げる
タイピングの速度を上げ執筆できる文字数を増やしましょう。
タイピングの速度は、WEBライティングをこなしていくことでも少しずつ速くはなりますが、練習としてタイピングゲームもおすすめです。
寿司打
寿司打はローマ字入力用のタイピングゲームです。
お寿司のお皿が流れて行ってしまう前に、入力をします。
レベルも選べるので、目標に合わせて練習できるので挑戦してみてください。
ショートカットキーを使おう
ショートカットキーを使うことで、ライティングのスピードを上げられます。例えば、コピペする際にはマウスを使うと、文字を選択して右クリックからコピーをクリックします。
そして貼り付けたい場所まで持ってきて、再度右クリックをします。
しかしショートカットキーを使うとならば、Ctrl＋Cでコピーして、Ctrl＋Vで貼り付けができます。
その他にも便利なショートカットキーをご紹介します。
| WEBライティングに役立つショートカットキー | |
| CTRL+C＝コピー CTRL+V＝ペースト(貼付け) CTRL+X＝切取り CTRL+B＝選択した文章を太字化 CTRL+Z＝操作をひとつ戻るCTRL+Y＝操作をひとつ進む | CTRL+A＝文章の全選択 CTRL+F＝検索窓の表示 CTRL+TAB＝ブラウザの右タブに移動 CTRL+SHIFT+TAB＝ブラウザの左タブに移動 CTRL+W＝現在開いているタブを削除 CTRL+T＝新しいタブを開く※Macの場合は「CTRL」ではなく「Command」 |
ショートカットキーを使用することで、より効率よくできるのでぜひ覚えて活用してください。
副業WEBライターの1日を紹介！本業、育児、家事と両立する秘訣とは？：まとめ
この記事では、副業WEBライターの1日について解説してきました。本記事のまとめは以下のとおりです。
今回は、副業WEBライターの1日のすべてをお伝えさせていただきました。実体験をもとにした、本当に役立つノウハウなので、ぜひ参考にしてください。
コメント