30代未経験でWEBライターは可能？年齢は関係ない理由を解説！

「30代になって自分や家族の将来を考え始めた」
「家庭や子育てを優先して働きたい」
「Webライターに興味があるけどスキルが」
「Webライターの始め方がわからない」

と思っていたり、悩んでいたりしませんか？

「社会経験を積んでいるけれどそろそろキャリアアップしたい」
「フリーランスとして縛りの少ない働き方をしたい」
「子育て真っ最中だけれど自宅で働けたらいいな、将来には子供の教育費問題に親の介護問題も」

と悩みは多岐にわたる30代。

そこで今回は、Webライターは30代未経験からでも副業やフリーランスでも可能なのかについてご紹介します。

これを知れば、あなたも在宅でWebライターとして働くことに、はじめの一歩を踏み出せるかもしれませんよ。

Webライターが30代未経験でも大丈夫な3つの理由

結論から言うと、Webライターが30代未経験でも大丈夫です。初めての仕事に一歩踏み出すときは、勇気がいります。

ここではWebライターについて、

• スキルがなくても始められる
• 実績を積めば高い年収を得ることも可能
• Webライターに年齢は関係ない

について説明します。

スキルがなくても始められる

Webライターはスキルがなくても始めることが可能です。

もし、自分自身がWebライターを始めるとして、どんなスキルが必要だと思いますか？

特に必要なスキルは顕在ニーズと潜在ニーズを推測し、それに適したコンテンツの提案をする必要があります。

例えば、「京都大学　勉強法」で検索する人に「京都大学時代の思い出」といった独自の体験を追加するのは検索ニーズからずれています。

なぜなら、「京都大学　勉強法」と検索する人は「勉強方法」を知りたいのであって「思い出」は読者からするとどうでも良い情報であり、Googleからの評価を落とす可能性があるからです。「そんなことより勉強方法が知りたいんだけど・・」と感じますよね。

「京都大学　勉強法」の検索ニーズは以下が挙げられます。

具体的な勉強法の情報	京都大学の受験生は具体的な勉強方法を探している。時間管理、効果的な復習方法、試験対策、効率的なノートの取り方など。	顕在ニーズ（明らかなニーズ）
学業成績への不安やプレッシャー	京都大学の受験生は、高い学業成績を維持するためのプレッシャーを感じている。ストレス管理やモチベーションの維持に関するアドバイスを求めている。	潜在ニーズ（隠れたニーズ）

パソコンスキルは学生の頃に授業で習ったレベル、日記さえも続けたことが無い、そんな筆者でもWebライターとして活動出来ている理由は、Webライターを始めるにあたって必要なスキルは無いからです。

このあとにも出てきますが、案件を任される会社次第では、スキルの無い初心者でも活動を始めてからサポートをしてもらいつつ成長していける仕事です。

実績を積めば高い年収を得ることも可能

キャリアアップを考えていたり、フリーランスで生計を立てていきたい方にとっては「スキルがいらない仕事で稼げるの？」と不安になりますよね。

結論からいうと、実績を積めば高い年収を得ることも可能です。

Webライターに年齢は関係ない

「Webライターは若い人の仕事のイメージ」

そんなことはありません。

人生経験、社会経験を積んできた30代以降の方々も活躍できる仕事です。

前述したように、顕在ニーズと潜在ニーズの推測が肝となるWebライターは、いろいろなことを経験してきた30代以上の方だからこそ提案できることがあると思います。

30代未経験でWebライターを目指す際のおすすめ4ステップ

では実際にWebライターを始めるには、どのような手順が必要なのか。

また、Webライターとして高単価な仕事を受けるにはどのようなことが必要になるのか。

• まずはクラウドソーシングサイトに登録する
• 文章を書くことに慣れるために案件に申し込む
• 実績を積む。単価1.0円以上の案件に申し込む
• 時給2000円以上を目指す

を説明します。

まずはクラウドソーシングサイトに登録する

クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼する企業と受注する個人とを仲介するサービスサイトのことです。

幅広い職種や人材をカバーするのが総合型プラットホームといい

• ランサーズ
• クラウドワークス
• ビズシーク
• シュフティ

などがあります。

どれも発注、受注、支払いなど全てをサイト上でやり取りをします。

専門分野特化型のクラウドソーシングサイトもありますが、今回ははじめの一歩を悩んでいる方向けに、総合型プラットホームの説明をします。

文章を書くことに慣れるために案件に申し込む

案件とは、募集している仕事のことを指します。

クラウドソーシングサイト上には多くの職種の案件が出ています。

その中から専用ページがあるので、必要事項を記入し送信、企業からの連絡を待つ、という流れです。

とはいっても、やっぱり不安だし、怖いですよね。

では、安心して案件を探せるポイントをいくつかご紹介します。

前述したクラウドソーシングサイトは大手なので、比較的安心です。

そしてこのサイトからさらに安心な案件を探すポイントは、案件を出している人・企業の実績、仕事を請け負った方からの評価、本人確認等を済ませている認証マークが付いているかをチェックすることです。

実績とは、発注した仕事の数のこと。多ければ多いほど、たくさん仕事を発注している人・会社です。

仕事を請け負った方からの評価とは、案件納品後に請け負った方が付ける評価です。

本人確認等の認証マークが付いていれば悪質なことは出来ない、しないのは言わずもがなです。

面接等をせずに仕事を任せてお金を支払う発注側からも、案件を請け負う側にも認証マークが付いていれば、安心して仕事を任せてくれます。

実績を積む。単価1.0円以上の案件に申し込む

初めての採用連絡はうれしいものです。

と同時に、責任感などから不安が押し寄せてくると思います。

ですが、一歩踏み出して案件を獲得できたらやるのみです！

はじめから一人で頑張って、という会社より、何でも相談に乗ってくれるメンター（サポーター）がいる会社の案件もあります。

案件に応募するときにサポート体制があると記載されているものを選ぶことをおすすめします。

サポートを受けつつ執筆し、１つ納品できたらきっと自信がつきますよ！

上記を繰り返しているうちに実績が積まれます。

単価1.0円以上の案件とは、Webライターの案件の中で高単価な案件です。

実績がないうちの採用は難しいので、どんどん実績を積み重ねてチャレンジする自信がついたら、ぜひ単価1.0円以上の案件に応募しましょう。

時給2000円以上を目指す

在宅で働けて、時給が2000円以上なんて、Webライターを始めるまでは怪しささえ覚える謳い文句ですよね。

でも、ここまで読んでいただいたことを確実にチャレンジしていけば、夢のような話でもなくなってきます。

高単価の案件を得るために、最新のSEOテクニックの習得や、ライティングスキルの向上、効果的なリサーチ方法等を自身のスキルとして身に着けていくことも重要です。

どのように上記のスキルを習得していけばいいのかをそれぞれご紹介します。

最新のSEOテクニックについて

SEOとは、Google等の検索エンジンを使ったマーケティング戦略の1つです。

検索エンジンに向けて

• 公開したWebページの情報を検索エンジンに理解しやすいように最適化すること
• 検索結果に表示させること

を目的に行います。

2023年5月には、生成AIと検索が融合するものが発表され試験運用が始まったり等、最新のSEOについて調べたり、勉強することが必要です。

参考URL　https://satori.marketing/marketing-blog/seo-measures/

ライティングスキルについて

始めるときには必要なかったスキルも、高単価案件を獲得するにはパソコンスキルをはじめ、ライティングスキルも必要となってきます。

1つの記事に対し千単位の文字を打つため、ここに時間を取られてしまうのは生産性が下がってしまいます。

そのためには、素早いキーボード操作やショートカットキーを使えることが必要です。

また、案件によって使用するソフトやアプリが異なることがあるため、WordやExcel、チャットワークやSlackなども使い慣れておくと執筆だけでなく、企業とのやり取りもスムーズに行えます。

Webライター関連の本や動画からライティングスキルについて学ぶことも出来ます。

筆者がよくしていることは、移動時間や隙間時間に検索エンジンで検索し、いろいろな記事を読むこと、良い記事があれば語り口調や表現などを真似ることです。

個人ブログやSNSを始めることも日々のスキルアップ練習に繋がります。

アフィリエイト収入や、自身を企業にアピールする際に提示できるなどのメリットもあるのでおすすめです。

また、Webライターのスキルアップ講座もあります。

無料なものから有料なものまで幅広くあるため、ご自身が身に着けたいスキルを教えてくれる講座を見つけてみてください。

実践的な課題を出す講座がおすすめですが、課題内容については講座に問いあわせて見てください。

その他にさらなる収入アップが望めるスキルに、コピーライティング力、企画力、インタビュー力、発信力、営業力、交渉力など挙げたらきりがないほど自身の強みになるスキルがたくさんあります。

どれもがすぐに身につくものではないので、実績を積みながら中長期的に考え、行動していきましょう。

効果的なリサーチ方法について

Webライターとは顕在ニーズと潜在ニーズを推測し、それに適したコンテンツを提案する仕事と前述しました。

そこに繋がるのが、リサーチです。

誰にでも書ける記事の文字単価は低いのが一般的です。

逆に、リサーチが必要な記事は文字単価が高いので収入アップに繋がります。

千単位の文字を執筆するのだから、早く執筆にとりかかりたい気持ちになります。

ですが、顕在ニーズと潜在ニーズを把握し、どちら側からもリサーチをした上で執筆を始めることは一見遠回りに見えますが、リサーチ不足ではほぼ文字数に届かない、要点を押さえていない等に陥りやすくなります。

では、どのくらいの時間をリサーチに費やせばよいのか。

10分程度では足りず、かといって数日かけるのは執筆にかけられる時間が少なくなってしまいます。

少ない時間に内容の濃いリサーチができるスキルが重要です。

参考URL　https://more-field.co.jp/web/web-writing-research/

30代未経験からWebライターを目指す3つのメリット

人生経験や社会経験を積み、悩みが多岐にわたる３０代にとって、Webライターはメリットが多い仕事です。

• 時間や場所に囚われずに仕事ができる
• 家族との時間を大切にできる
• 将来を見据えた働き方ができる

ことを説明します。

時間や場所に囚われずに仕事ができる

朝起きて着替えてメイクをし、節約のためにお弁当を作り、朝も帰りも満員電車に揺られ、疲れ切って洗濯は週末に……。

子育て中の方は、子供が小さいと働く時間をまとめてとることは難しいですよね。

まとめてとるには保育園探し、待機児童問題、学童は料金が高いと聞く……。

Webライターなら

• 終始在宅
• 相談はチャット
• 会議がある場合もZOOM等を使用し在宅で完了
• 子供のお昼寝中に10分仕事、その後夜寝かしつけたあとに仕事
• 幼稚園や学校に行っている午前のみ仕事、午後は公園遊びや習い事の送迎
• 宿題をしてる隣で30分仕事
• 気分転換にカフェで仕事

など、今抱えているストレスから解かれ、自分の理想の働き方ができます。

家族との時間を大切にできる

30代になると、家庭を持ち子育て真っ最中、子供はまだ小さくて働けない、もしくはお留守番はまだ心配だから働くなら学童に入れようかな、などといった悩みを抱えるようになる方も多いですよね。

Webライターなら、これらの悩みも解決できます！

前述したように、子供が小さいうちは子供のお昼寝中や夜寝かしつけた後、幼稚園や小学校に行っている間、子供が宿題をやっている隣で執筆し、そして休日は家族と過ごす、など「家族を優先して在宅で働けたらなぁ」を叶えられるんです。

将来を見据えた働き方ができる

前述した30代ならではの多岐にわたる働き方、生活スタイル、人生の悩み。

それを解決できる働き方、仕事の１つとしてWebライターはおすすめです。

はじめさえ収入は減りますが、中長期的に考えるとキャリアアップも可能、子供や家族との時間を優先しつつ教育費等を貯めていける、介護が必要な家族の隣でも執筆やリサーチが可能と、はやく始めることに損はない仕事です。

30代から未経験Webライターを目指す際の3つの注意点

Webライターは30代にとってメリットの多い仕事ですが、注意するポイントもあります。

• 実績を積むまでは年収が下がる
• 仕事やプライベートとのバランスは必ずとる
• 確定申告が必要な場合がある

について説明します。

実績を積むまでは年収が下がる

「働き方の理想が叶う」とはいっても、実績を積むまでは月々の収入・年収は下がってしまいます。

単価の高い案件を獲得できるまでは忍耐が必要ですが、それでも

「はじめは副業からでも、いつかはフリーランスで生計を立てたい」
「家族との時間を大切にできるなら」

と思っている方には魅力的な仕事です。

「最初こそ収入は低いですが、実績を積んでいけば文字単価の高い仕事に応募も可能です。」

仕事やプライベートとのバランスは必ずとる

自分で案件を獲得しながら働くからこそ注意してほしいのが仕事とプライベートとのバランスです。

「たくさん実績を積みたい」
「収入を得たいがためにいろいろな案件に応募しすぎて締め切りが重なり1日中仕事になってしまった」

ということが起こりえます。

自分が仕事に充てられる時間を考えて、無理のないスケジュールを組みましょう。

確定申告が必要な場合がある

クラウドソーシングサイトから仕事を受注するため、企業との契約は結びません。

そのため、

扶養されている方は扶養内に収まるように仕事量（収入）を自分で調節する必要があります。

扶養内でなければ、「個人事業主として確定申告が必要」となります。

個人事業主として登録した場合は社会保険制度に加入しないので、国民保険となります。

30代未経験WEBライターのよくある3つの悩み

30代未経験WEBライターのよくある3つの悩みについて解説します。

悩み①：5,000文字の執筆が進まない・・・

細分化しましょう。1単位＝150文字で考えます。

初心者の方は文章が思いつかない、言語化が難しい壁にぶつかりますが、徐々に慣れていきます。（1記事目が完成した方で辞められる方は少ないです）

慣れない方は 150文字×30個の箇条書き = 4500文字 を組み立ててから執筆するのが非常におすすめです。（もちろん見出し内容からズレるのはだめです。しかしリード文、まとめを除けばほぼ完成！）いきなり執筆すると9割つまづきます。納期ギリギリにまとめて執筆するのはおすすめできません。

例えば、下記の文章で150文字くらいです。1週間が納期ですので ↓ のボリュームを1日4〜5つ作りましょう。これを1単位とすると30単位まで1週間ほどで完成します。

例：WEBライターに向いている人は、情報収集と骨組みをコツコツ行える人です。なぜなら、執筆前の準備をすればするほど、執筆が早く終わるので負荷がかかりにくく、楽しいと感じやすいからです。決して文才やセンス、実績や経歴は関係ありません。内容が思いつかないのは文章で使う素材がないと言い換えられるでしょう。（148文字）

悩み②：150文字の文章が思いつかない・・・

慣れないうちは以下の手順に沿って執筆するとするする執筆できます。（PREP法）②と③に力を入れてください。① 結論（伝えたいこと）最初に結論（答え）を伝えて、後述の話を理解しやすくする
② 理由（①を裏付ける理由）①の納得ができて、さらに話が聞きやすくなる
③ 根拠・具体例（①を裏付ける根拠や具体例）①の理解度合いが深まり、イメージできるようになる
④ 再結論（結論を再掲示）結論を思い出して、印象に残りやすくする。

悩み③：リサーチってどうやれば良いの？

リサーチ方法は

1. 図書館にいく
2. ネットで調べる
3. 取材する
4. 電話する

いろいろありますが、1、3、4は手間がかかりすぎるので2のネット情報を参考にリサーチする必要があります。

まとめ：自分はどちらの働き方がよいのかを考えて、仕事量の調節をしましょう。30代未経験でもWebライターは可能！

紹介した内容を実践すれば、30代でも、未経験でも、スキルがなくても、Webライターとして仕事ができます。

30代は家庭を持つ人も多いため、仕事とプライベートのバランスをどのように保つかについて悩みがあるでしょう。

はじめの一歩は勇気がいりますが、まずはクラウドソーシングサイトに登録をし、Webライターの案件を探してみてください。

キャリアチェンジを考えている人や、フリーランスとしての活動を始めたい人はぜひ本記事を参考にしてください。

１つ１つの経験が自信に変わり、今の悩みがなくなる生活が待っているはずです！