コロナ禍を経て、今までとは違う、「自由な働き方」を求める方も多いのではないでしょうか。
まずは、「今、できること」を副業から始めてみるのもいいかもしれません。
本記事では、『WEBライター』を検索してみた方へ、
執筆に必要なもの・おすすめしたいツールをご紹介いたします。
WEBライターで必要なもの・おすすめツール20選(校正)
それぞれ解説します。
Microsoft Word
特徴 | 一般的な文書作成ツールなので、必要な機能がほぼ全て搭載されています。また、誤字脱字、スペルミス、句読点などの校正を自動でチェック可能です。 |
メリット | クライアントによって様々な納品形式の指定がありますが、「Microsoft WordはNG」というケースはほぼないので、色々なツールを用意する必要がなく、これさえあればOKとも言えます。また、一番使われる汎用的なツールのため、Wordを使いこなすことができれば、他のツールにも応用ができる点もメリットです。 |
デメリット | WEB版を使用する場合はインターネットへの接続が必須なため、常に場所や国を移動しながら作業をする方にとっては不便かもしれません。また、WEB版に限っては一部機能に制限もあり、オフライン版を使っていた方からすると使いづらさもあります。 |
料金 | 無料版は、WEB版はアカウント作成のみで利用可能です。有料版は、Microsoft 365 Family、Microsoft 365 Personal、Office Personal 2021と3種類のサービスでそれぞれ年額or月額から選択できます。 |
向いている人 | ネット環境が整っている人、有料版を持っている人、納品指定がある人は向いていると言えますが、メリットにもある通り、基本的には万人にとって使い勝手のいいツールです。 |
向いてない人 | 他のツールでも代替が可能なため、あえてWordを使用しないといけない訳でなければ不要とも言えます。 |
Googleドキュメント
特徴 | クラウドに保存されることで複数人とシェアが可能なため、WEDライターの仕事では利用率が高いツールです。 |
メリット | Googleアカウントさえあれば無料で利用することができます。クラウド上へリアルタイムに保存されるため、PCが突然フリーズするなどのトラブルが起きても安心です。また、スマートフォンから編集ができる点も便利です。 |
デメリット | 雛形がないオンラインが必要 |
料金 | 無料 |
向いている人 | ドキュメントを複数人で共有を前提としている人 |
向いてない人 | インターネットの環境を整えられない人 |
文賢
特徴 | ライティング初心者の方や文章を書くうえで誤字脱字の多い方でも『簡単』に『誰にでも分かりやすい』文章作りを手助けしてくれます。また独自の視点で文章をチェックしてくれて、『最適』な文章を提案してくれます。 |
メリット | 文賢を利用していれば文章にチェックが入り指摘をしてくれるので『文章力』が向上します。機械的に指摘事項をピックアップしてくれるので精神的ダメージが少なくてすみます。 |
デメリット | お試しで使えるトライアルや体験版はなく、初期費用や月額料金がかかってしまう点や、完璧なチェックはできない点です。 |
料金 | 初期費用:10,800円(税込み11,180円)月額料金:1,980円(税込み2,178円) |
向いている人 | これからライティングスキルを身に着けたいというライター初心者の方や普段からライティングをされている方でも『不適切な表現』などを改善されたい方にオススメです。 |
向いてない人 | 普段からあまり文章を書かない方や、文章を書くことが仕事や収入に直結しない方。また、そもそもミスなく文章を書けるような方には向いていないかもしれません。 |
so-zou.jp
無料で使用できる校正ツール。
特徴 | 『無料』で『間違った表現』や『不適切な表現』を確認できる文章校正ツールです。Yahoo!JAPANが公開している校正支援APIを使ったサービスで、『1万文字』までのテキストの校正が行えます。 |
メリット | 無料で使え非常にシンプルな使い方ができるため『誰にでも使いやすい』ツールとなっています。 |
デメリット | 無料で利用できる反面、チェックが抜けてしまうこともあります。 |
料金 | 無料 |
向いている人 | 初心者の方でも無料なので気軽に使えるツールなので、ライティング初心者の方に向いています。 |
向いてない人 | 有料のツールに比べてチェック漏れなどが目立つため、有料ツールを使っている方にはオススメできません。 |
文字数カウントツール
特徴 | 名前の通り文字数をカウントしてくれる便利なウェブツールです。文字数だけでなく空白を除いた文字数やバイト数、行数などのカウントもしてくれます。 |
メリット | 総文字数だけでなく空白を除いた文字数や行数、段落数などもカウントしてくれます。また、原稿用紙換算もしてくれるのも便利な点です。 |
デメリット | コピペでツールに入力してからの計算になるので、記事作成画面でそのままカウント出来ないのがデメリットな点です。 |
料金 | 無料 |
向いている人 | 利用しているサービスに文字数のカウンターがついていない方は無料で利用できるツールなのでオススメです。 |
向いてない人 | 利用しているサービスに文字数カウンターがついている方は、コピペの手間があるのでオススメできません。 |
WEBライターで必要なもの・おすすめツール(コピペ)
コピペチェックは原稿完成時に行うことが多いです。(レギュレーションでコピペチェックを必須としている案件も多いです)
CopyContentDetector
特徴 | 無料のプランでも4000字までのテキストであれば回数無制限でコピーチェックができます。結果も分かりやすく色分けして表示してくれるので誰にでも使いやすいツールです。 |
メリット | 無料でも使うことができるのでお試しで使ってみてから気に入れば、有料プランに切り替えられる点です。 有料プランは月額1000円のプランからあり、良心的な価格で使うことができます。 |
デメリット | 混雑が生じているときに有料会員の方から優先的にチェックが行われるため、無料会員の方は少し時間がかかってしまう事があります。 |
料金 | 無料でも利用出来ますが、プランに応じた有料プランもあります。 |
向いている人 | 4000字程度の記事を作成されることが多い方は無料プランの範囲内で無制限に利用できるのでオススメです。 |
向いてない人 | 有料プランでもチェックできる文字数が8000字の制限があるので長文を書かれている方にはオススメできません。 |
コピペリン
特徴 | ファイルごとのチェックとテキストを貼り付けてのチェックの両方に対応しています。また、コピペチェックの基準を自由にカスタマイズをすることも可能です。 |
メリット | 年間6000円(税込み6600円)なので月額に換算すると500円(税込み550円)と、とてもリーズナブルな価格で利用できます。利用方法もシンプルで誰にでも簡単に利用することができるツールです。 |
デメリット | 1パソコン1ライセンスのためパソコンが2台あると料金も2倍になってしまいます。また、Macには非対応なためWindowsのパソコンの方にしか使えないツールとなっております。 |
料金 | 年間6000円(税込み6600円) |
向いている人 | ファイル同士のチェックもできるため大量の記事をまとめて納品される方や、安くコピペチェックツールを利用したい方にオススメです。 |
向いてない人 | 複数台のパソコンで作業する方や、Macのパソコンを利用して作業している方にはオススメできません。 |
WEBライターで必要なもの・おすすめツール(ビジネスチャットツール)
ビジネスチャットツールにおいて、WEBライターは以下を意識すると良いです。
- メンション@を「必ず」つける(つけないと相手に通知いかないので迷惑かかる)
- 報告・連絡・相談は「具体的すぎるぐらい」丁寧にやる(一言だけだとテキストで相手とのコミュニケーションの齟齬が生まれる)
よく使うチャットツールは「Slack」と「ChatWork」です。まれにSkypeやMicrosoft Teams、LINEが登場する感じですね。
Slack(スラック)
Slackは、ビジネス向けのメッセージングアプリです。(LINEのビジネス版みたいな感じ)
グループチャット、ファイル共有、1対1のメッセージング、音声・ビデオ通話などの機能を提供しており、Webブラウザまたはスマートフォンアプリを通じて利用できます。
WEBライター案件において、ベンチャー企業(特にWEB系)から案件を受注した際はコミュニケーションツールとしてSlackが使われることが多いです。
ChatWork(チャットワーク)
WEBライター案件において、中小企業(WEB系以外の業種)から案件を受注した際はコミュニケーションツールとしてChatWorkが使われることが多いです。
どちらもあらかじめインストールしておいて操作に慣れておくと良いでしょう。
WEBライターで必要なもの・おすすめツール(ビデオ通話ツール)
ビデオ通話ツールはテストで一度1人で会議室を作ってみてイメージをつかんでおくと良いでしょう。
準備すべきことは以下の通り。
- ビデオ背景を決めておく
- ミュートの意味を知っておく
- テスト通話、音声チェックで顔が写っているか、音が聞こえるか、配信できるかを確認する
上の3つは意識しておきましょう。(ライターの初回面談の時にやらかすと印象が悪くなるのでやっとくとおすすめ)
Zoom・Google Meet
ぶっちゃけ、両者に違いはありませんし9割、面談する側がURLを添付してくれるので、余計な設定も多くありません。
WEBライターで必要なもの・おすすめツール(類義語検索)
類義語検索はWEBライターで「この言葉を別の言葉で言い換えたい」時によく使います。
Weblio類語辞典
特徴 | スマホのアプリもありパソコンを開いていない時でも気軽に単語の意味を調べることができます。また、単語やイディオム、専門用語まで幅広くカバーしています。 |
メリット | 検索をした1つの単語に対して複数のデータがヒットするので、その単語の意味だけを知れるのではなく、色んな角度からの意味を知れる点です。 |
デメリット | iOSのアプリケーションには対応していない点です。 |
料金 | 無料会員:0円有料会員:月額300円(税込330円) |
向いている人 | リーディングをしているとき、意味の分からない単語がよく出てくるように感じることが多い方にオススメです。 |
向いてない人 | iOSには対応していないため、iPhoneなどをメインで利用している方にはオススメできません。 |
WEBライターで必要なもの・おすすめツール(会計管理)
副業と言えど、年間収入が20万円を超えると確定申告の必要があるので、下の2つのどちらかを選べば比較的確定申告が楽に終わります。
弥生会計オンライン
特徴 | 日々の取引内容から試算表を作成でき、クラウドサービスの利点として会計事務所との連携も簡単です。サポート面も充実しておりユーザーの満足度も高く安心して利用できます。 |
メリット | 担当の税理士さんが弥生会計を利用していれば共有などが簡単にできるのが魅力的です。 また、サポートが充実しているので会計ソフトを初めて利用する方でも安心して利用できます。 |
デメリット | 年単位での支払いしかできないので、途中でツールを変えたいと思ったときにも一年分の料金がかかってしまいます。 |
料金 | 契約から最大2年間無料無料期間終了後はセルフプラン:年間26,000円ベーシックプラン:年間35,200円 |
向いている人 | 最大2年間無料で利用できるので、試しに会計ソフトを使ってみたいという方にオススメです。また、プランによってサポートの充実度も変わるので手厚いサポートを受けたいという方にもオススメです。 |
向いてない人 | いくつかの店舗を管理している個人事業主の方は部門を分けられる機能がないため向いていません。 また、担当の税理士の方が弥生オンラインを使っていない場合は共有できるといったメリットを活用することができないのでオススメできません。 |
freee会計
個人的におすすめしてるのがこちら。
freee開業、会計で個人事業主の届出もスムーズだから独立するときに便利。
特徴 | 口座連携やクレジットカード連携により日々の取引を自動で取り込むことのできるツールです。またfreeeでは電子申告を行うことも可能です。 |
メリット | 自動で記帳がつけられるので簿記などの専門知識も必要なく時間の短縮や人件費の削減にもつながります。チャットやメール、電話でのサポートに対応しているため安心して利用できるのも良い点です。 |
デメリット | クラウドでの操作となるため動作が遅くなることがあります。また、毎月の利用料金が発生するためランニングコストもかかってしまいます。 |
料金 | スタンダードプラン: 年間プラン:23,760円 月額プラン:2,680円 ベーシックプラン: 年間プラン:47,760円 月額プラン:5,280円 |
向いている人 | チャットや電話などのサポートが充実しているので、操作面が不安な方などは手厚いサポートを受けられるのでオススメです。 |
向いてない人 | 自動取り込みに対応していない銀行があるため、その銀行を利用している人には向いていません。 |
WEBライターで必要なもの・おすすめツール(画像編集)
Canvaはアイキャッチ画像の作成を依頼されたときに使うと便利。
無料でアイキャッチ画像用のおしゃれなテンプレートをそのまま使えるので、デザインが苦手な人でも「おっ!」と人目をひく画像がサクッと作成できます。
Canva
特徴 | 専門知識などが必要なく、操作も簡単でドラック&ドロップの直感的な操作だけでデザインが作れる優れたツールです。 |
メリット | 豊富なテンプレートや素材が揃っていて、誰にでも簡単にデザインが作成できる点です。 |
デメリット | 豊富な素材が揃っているが、その膨大な量の素材をクラウド上で管理しているためネット上での動作が遅くなってしまうことがあります。 |
料金 | 無料 |
向いている人 | テンプレートや素材がとても豊富で誰にでも操作のしやすいツールとなっていますので、初心者の方やデザインに苦手意識を持っている方にオススメです。 |
向いてない人 | ネット環境がないと利用できないので、環境が整っていない場所での作業が多い方にはオススメできません。 |
WEBライターで必要なものおすすめツール(使えれば差別化)
WEBライターとして使用できれば、差別化できるツールを解説します。
WordPress
WordPress入稿をディレクターから依頼されることがあるので、WordPressでブログ開設を経験しておくと、「継続案件」「単価アップ」につながります。
特徴 | 無料でシステムを利用できます。また、カスタマイズなどの自由度が高く自分の好みのホームページを作成することができます。 |
メリット | 無料で使用でき、拡張性や自由度が高いです。 |
デメリット | 自由度や拡張性が高い分、必要となるスキルや作業量が多くなってしまいます。 |
料金 | 無料 |
向いている人 | ある程度のスキルや経験があり、自分の手でホームページを0から自由に構築していきたい方にオススメです。 |
向いてない人 | スキルや経験が必要で初心者向けに作られたツールではないので、初心者の方やこれから学んでいく時間を確保出来ない方にはオススメできません。 |
ラッコキーワード
「ラッコキーワード」とは、無料で利用できるキーワードリサーチツールです。
一緒に検索されるキーワードはどんなものがあるか、毎月どれだけ検索されているかなどの情報を収集できます。
ちなみに、WEBライター業務においてキーワード選定からお願いされることが多々。(ベンチャー企業・中小企業に多い)
その反面、大企業からのライター案件だとキーワードが決まっているため、ラッコキーワードを使う機会はあまりありません。キーワード選定では、もちろん適当に決めるのではなく、「SEOで上位表示が狙える」キーワードを提示する必要があります。
そのために、ラッコキーワードを使って競合調査するときに使います。
競合調査とは、
- 他の競合記事の見出しを把握して「どんなサイトが上位表示されているか」を確認する
- どれくらいキーワードが検索されているかを調べる
などがあります。
Googleキーワードプランナー
「Googleキーワードプランナー」は、検索エンジン世界最大手のGoogleが提供しており、Googleアカウントさえあれば誰でも無料で利用できます。特定のキーワードが検索される回数を予測するツールなので、WEBライターの私もたまに使います。
「Googleキーワードプランナー」とは、Google Adwords(旧 Google Adwords)内に用意されたもので、Googleが持つ検索に関する膨大なデータを利用して、 コンテンツ作成や広告配信のためのキーワードを見つけたり、キーワードごとの月間検索数を確認することができるツールです。
たとえば、特定の語句が検索されている月の検索数の推移を確認できます。
上述したラッコキーワードと併用することが多いです。
余談ですが、WEBライターにおいてキーワードから選んで欲しいクライアント様もいらっしゃいます。
よって、WEBライターで「このキーワードだと上位表示が狙えます!」と提案できるようになると、「単価アップ」と「継続案件」につながりやすいです。
補足
「Googleキーワードプランナー」は、リスティング(検索連動型)広告を配信するために必要な「Google広告」の一機能として使えるツールです。
WEBライターに必要なもの(そのほか)
そのほかにWEBライターで必要なものを解説します。
クラウドソーシングに登録しておく
筆者としてはクラウドソーシングに登録するのはおすすめしていませんが、それでも全く意味がないわけではないので、以下のサイトに登録だけでもしておきましょう。
- ランサーズ
- クラウドワークス
それぞれ解説します。
Googleアカウント
Googleアカウントはよく使われるので、ライター用・プライベート用に分けて作成するとGmailでの連絡でごっちゃになりません。
また、余裕があれば、Gmailではなく有料のビジネスメールを作っておくとWEBライターとして少し差別化できます(フリーメールを嫌う人は少数ですが、いらっしゃるようです)
PC・インターネット環境
インターネット環境がなければ、WEBライターにとって死活問題。
できるだけ通信速度が早い方がもちろん良いです。この費用はできるだけケチらない方がおすすめ。
WEBライターに必要なもの・おすすめツール:まとめ
WEBライターに必要なもの・おすすめツールについてご紹介しました。
本記事が参考になれば、幸いです。
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