公務員のあなたが、今から副業WEBライターを始めても、簡単にはバレません!
- 「給料安いから副業したいけど、公務員だからダメなんだよなー」
- 「副業でWEBライターとして稼ぎたいけど、バレたら処分されるかな?」
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事では、そんな公務員の副業禁止だけど、副業をしたい!
でも、バレたらどうしようというお悩みを、
退職前にバレずに副業をしていた元公務員看護師の観点から解決します。(本記事は別の方に執筆していただいています)
私は、地方公務員時代にWEBライターを始めて、少ないながらも収入を得ていました。
結果、バレず給料の減額や退職金の減額などの処分を受けずに転職できました!
3分くらいで読めますし、WEBライターを始めたことがバレてしまう不安が劇的に減るので、まずはご一読を!
公務員が副業でWEBライターをするのは違法
結論、公務員が副業でWEBライターをするのは違法です。
国家・地方公務員は法律で副業が禁止されている
そもそも公務員の副業は法律で禁止されています。
国家公務員法第103条(私企業からの隔離)
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
国家公務員法第104条(他の事業又は事務の関与制限)
職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する。
引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000120
地方公務員法第38条(営利企業への従事等の制限)
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
引用元:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC0000000261_20210706_503AC0000000075
つまり、お金をもらわなきゃいいってことです。
それって副業の意味なくね?となりますよね。
副業が推奨されている時代に不公平だと感じますね。大きな自治体となると、たまに副業がバレて処分されている人が通達で、出ていますよね?
その都度「皆さん副業はしないでください」と言われると思います。
公務員が副業をすることは、法律で禁止されているので、民間企業より様々なリスクが高くなることを理解してください。
公務員ができる副業とは?
だからといって、全ての副業がダメというわけではありません。
許可なくできるものと、許可が必要なものがあります。
- 不動産投資
- 株式・FX・仮想通貨
- 小規模農園
- 家業の手伝い
- 講師・講演活動
- 執筆活動
- 不用品の売買 etc….
2019年3月には公務員の副業禁止が解禁され始めましたが、まだ一部の自治体です。
WEBライターという副業はグレーゾーンです。
WEBライターって執筆活動だから大丈夫かな?と思われがちです。趣味の範囲や表現の自由から許可される可能性はあります。しかし、お金を稼ぐためとなると完全にアウトです。
また、WEBライターを始める場合、皆さんクラウドソーシングを利用する方が多いです。
そうなると原則、許可を得てもやってはいけないということになります。
もしかしたら、職場で副業を許可されている人もいるでしょう。しかし、おおっぴらにしていないので、アドバイスをもらうことができません。
まずは、ご自身の自治体が副業可能か就業規則等で確認してみましょう。
ダメそうであれば許可を得ずに、こっそり始めましょう。私はこっそり始めましたが、バレませんでした!
公務員がこっそり副業WEBライターをやることもバレなければ可能ではある
WEBライターという副業は、不動産経営や物販とは違い、初期費用がほとんどかからず始められる副業のひとつです。
また、仕事時間も自分で選べるので、バレにくい副業のひとつです。しかし、公務員で副業をしているという事実は変わらないので、バレないようにしなければなりません。
住民税を自分で納付する
会社員であると、給料に関する税金の手続きは会社が行ってくれます。
11月~12月ごろに行う年末調整がそうです。大体の方が住民税は特別徴収(給与天引)となっています。
今まで気にしたことはないかもしれません。
しかし、WEBライターだけではなく、副業で稼いだ際には、普通の給料と同じように税金を納めなければなりません。
そして自分で手続き(申請)をしなければなりません。
確定申告や住民税の申請の方法を失敗すると、副業での住民税が職場に反映されて、バレてしまいます。副業での収入が20万円以下であれば確定申告の必要はありません。
住民税は、少しでも稼いだのであれば、申請をしなければなりません。
副業収入 | 確定申告 | 届け出る場所 | ポイント |
20万円以下 | しなくていい | 市町村等の役所 | 普通徴収にする |
20万円以上 | する | 税務署やe-tax | 住民税を自分で納付に〇 |
副業での収入から天引されない分、納税するお金を確保しておかなければならないのでご注意ください。
始めた頃は、そんなに収入にならないので、そこまで心配はいらないと思います。
収入が増えてきたらしっかり確認しましょう。
職場で副業している姿を見られない
職場でやらなければまずバレません。
そもそも就業中や残業中に副業をしていたら、完全に処分の対象です。
ネット環境がある職場だと、検索履歴から作業歴がバレてしまいます。
休憩時間のスマホのやり取り程度でしたら危険は低いです。
しかし、通話が必要になってしまったり、スマホの画面を見られたりしたら、周りにバレてしまうリスクはあります。
できるかぎり、職場では行わないようにしましょう。
自分で言わない
一番バレる原因が、仲の良い同僚に「副業をしている」と話してしまうことです。
- 同期で仲がいいから
- 前から口が固い人だから
- そんなに稼いでないから
と、話してしまうと、
仲が悪くなった時のネタにされたり、脅されたり(あまりないと思いますが)してしまいます。
「人の口に戸は建てられない」ということわざがある通り、他人は信用してはいけません。
絶対に職場の人には言わないようにしましょう。
私の職場でも、実際にチクリ魔がいました。休憩室で別の人たちが、単発のバイトの話しているのを聞いて、上司にチクっている人がいました。幸い、その上司の口頭注意で終わりましたが、それを知って当時の私は血の気が引きました。
公務員が副業でWEBライターをやっていることがバレたらどうなる?
先にもお話したように、公務員は法律で副業が禁止されています。
もしバレてしまったらどうなるのでしょうか?
減給・停職・免職のリスクがある
上司と相談して副業の許可を得るという方法もありますが、無理でしょう。
そうなると処分の対象となります。
副業禁止の公務員でWEBライターがバレてしまったとしても、懲戒免職(クビ)にまでは行きません。
私が公務員時代に、自治体の違う部署で単発のアルバイトをした人が1人いましたが、2か月の減給で済んでいました。
以前ニュースでも、消防士がYoutubeで月給以上を儲けていて、処分された事案もありました。こちらも懲戒免職まではなっていません。
外部リンク:消防士ユーチューバー、ゲーム実況で収入115万円…副業禁止で懲戒「認識甘かった」 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
WEBライターはまだまだグレーの範囲なので、重い処分とはならないでしょう。
悪質とみなされる場合(業務中にやっていたり、業務に支障がでていると判断された場合、納税の義務を怠った場合等)は懲戒免職(クビ)の可能性もあるので気を付けてください。
もしバレてしまったら、副業で稼いだ以上の損失になる可能性もあります。
職場で肩身の狭い思いをするリスクもある
上司にバレて処分まで下ってしまえば、出世、昇級が難しくなります。
等級が上がりづらくなったり、主任試験の受験すら認めてもらえないことも起こります。
そうなると退職金の金額も減ってしまいます。
ほぼ年功序列の公務員で、年齢を重ねても役職が無いままとなると、周りから冷ややかな目で見られることは間違いありません。
同僚にバレたとしても、「あーやっちゃったねー」「勇気あるー」で、済まされるかもしれません。
しかし、正義感が強い人が身近にいたり、儲けが出すぎていると確実に白い目で見られます。
日々の業務に支障がでるかもしれません。
私の職場でも、仕事は普通にできるのに、なぜか昇級しない高齢の同僚がいましたが、なんかやっちゃってるんだな・・・と思って少し関わりづらかったです。
長く公務員を続けていくのであればマイナスとなってしまいます。
公務員が副業WEBライターでデビューするには?
転職して民間企業に入り、副業WEBライターを始める
一番安全なのが、副業OKの民間企業に転職して、副業でWEBライターを始めることです。
しかし、転職してすぐは新しい職場に慣れたり、業務を覚えることで精一杯です。
万が一、ブラック企業に入ってしまったら、WEBライターどころではありません。
そもそも、転職活動って結構大変です。私も2回転職しましたが、あの緊張感や面倒くささはもう味わいたくないです。
なので、私がおススメする方法はこちらです
- 公務員のうちにWEBライターデビュー (最初は稼げないので、給料保障にもなる)
- ある程度稼げるようになったら、転職する(公務員のまま続けるのはハイリスク)
- WEBライターとして独立する
公務員の福利厚生は最強クラスなので、使い切ってからの転職でも遅くはありません。
フリーランスWEBライターになる
最近ではツイッターでWEBライターから副業を始めてみよう!
WEBライターで月30万稼ぎました!
というものをよく見かけます。
しかし、いきなりフリーランスWEBライターになる事はおススメしません。

ライターというと、なんとなくできそうに見えますが、読者から認めてもらえる文章が書けるようになるまで時間がかかります。そして、最初はほとんど稼げません。
フリーランスとなると、年金や健康保険等の社会保障もすべて自分で払わないといけなくなるので、公務員として働いている時より割高となります。もちろん福利厚生もありません。
働きながらは無理だよ…って方もいるかと思いますが、今のままの生活を一生続けていくことはできますか?
私はできないと思って一歩踏み出しました。
今の働き方を変えたい!と思って、このサイトに来ていただいていると思います。
せっかくのチャンスなので少しでも時間を作って取り組んでみてはいかがでしょうか?
公務員は副業でWEBライターを始められる?バレたらどうなる?徹底解説! :まとめ
この記事では、公務員が副業でWEBライターを始めてもバレないのか!?バレない方法はあるのか?ということを解説してきました。
本記事のまとめは以下のとおりです
- 公務員が副業でWEBライターを始めることはグレーゾーン
- 公務員が副業でWEBライターをしてもバレない方法
- 副業WEBライターがバレたときにはリスクがある
- 公務員が副業WEBライターでデビューする方法
今回は、バレない方法や、公務員がWEBライターを始める方法をすべてお伝えさせていただきました。
実体験をもとにした、本当に役立つノウハウなので、ぜひ参考にしてください。
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