プロフィールの内容の充実度はWEBライターにとって非常に重要です。
WEBライターにとってプロフィールは、クライアントに対して自分の情報を開示して、アピールにつなげられる一番のツールです。
ですが、プロフィールの書き方に悩むWEBライターはとても多いです。
特に、まだ実績のない駆け出しのWEBライターの方々は以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?
- 「プロフィールに何を書けばよいのか分からない」
- 「プロフィールに書けるような実績がない」
- 「頑張ってプロフィールを書いたものの、なかなか案件が受注できない」
今回はこれらの悩みを解決するために、実績がなくてもできるプロフィールの書き方と、受注率アップのポイントをお伝えします。
実績がまだないWEBライターほど、プロフィールの書き方を工夫することで、他の駆け出しWEBライターと大きな差をつけることができます。
また、実績があるのになかなか案件受注につながらないというWEBライターの方も、プロフィールの書き方次第で受注率がグイッと上げられます。
本記事は10分くらいで読み終えることができます。
最後には書き方のポイントを抑えたプロフィール文章例も載せていますので、WEBライタープロフィールの作成にお役立てください!
WEBライターの受注率が爆上がりするプロフィールの書き方6選
受注率アップにつながるプロフィールには、一定のルールや書き方があります。
以下の6つのルールやポイントを押さえておくだけで、受注率は格段にアップします。
まだ実績がないWEBライターの方でも、すぐに実践できるものばかりです。
魅力的なプロフィールを作成して、高確率で案件を獲得しましょう。
必ず本名で登録
プロフィールの名前は本名で登録しましょう。
クライアントが一番最初に目にするあなたの情報が、”名前”です。

名前が読みづらかったり、いいかげんなものに設定されていると、それだけでクライアントの第一印象は悪くなります。
たとえば、苗字が片山で「かたっち@WEBライター」と名乗っている人に依頼したいと思いますでしょうか。人によっては依頼するかもしれませんが、法人担当者なら依頼を避ける方もいます。というか大半です。
最悪の場合プロフィールを読んでもらうことすらできない可能性もあります。
よって、一番印象が良くなるのは、本名で登録することです。
本名で登録すると信頼されやすくなり、受注率もアップします。



ニックネームやアルファベットを使った名前はできる限り避けましょう。
例えば、以下のような名前のWEBライターがいたとして、どのWEBライターに仕事をお願いしたいでしょうか。
- WEBライターの「はっしー」
- WEBライターの「Hashi.K」
- WEBライターの「橋本 拓哉」
多くの人は3人目の「橋本 拓哉」さんにお願いしたいと思うのではないでしょうか?
名前がヘンテコなニックネームに設定されていると、クライアントも真面目に仕事に取り組んでもらえるのか不安になってしまいます。
どうしても本名を使いたくないという方は、仮名を使ったり、人の名前に近いペンネームを使うようにしましょう。
得意ジャンルは理由とセットで2〜3行程度書く
WEBライターのプロフィールには必ず得意なジャンルを記載しましょう。



WEBライターとしての執筆経験がない方は、これまでの仕事や生活イベントの経験から得た知識があるジャンルを得意ジャンルとして記載しましょう。
WEBライターのライティング内容も多種多様です。
食べ物やレシピ、ライフスタイル、ビジネス、金融、不動産、スポーツなどなど。
そのため、あるジャンルに精通しているだけでも、執筆依頼が来ることもあります。自分では「こんなものでも?」と思うものでも、自信をもって書きましょう。
また、なぜそのジャンルが得意なのかという理由も2〜3行ほどにまとめてセットで記載しましょう。
得意ジャンルと理由は、数値や固有名詞を使ってできる限り具体的に記載しましょう。そのほうがあなたの得意なジャンルや分野が正しくクライアントに伝わります。
例えば、私の場合はプロフィールに以下のように記載していました。
IT企業にて1年間、IT未経験者対象の新入社員研修の講師をしていました。
IT初心者にとって最低限必要な知識や考え方、その教育方法について熟知しています。
どんな理由で、どういった部分が得意なのか、詳細に書くと伝わりやすくなります。
得意ジャンルは3〜5つほど、記載するのが良いでしょう。
少な過ぎるのはダメですが、多過ぎるのも良くありません。
5つほどに絞るようにしましょう。
得意ジャンルを具体的に提示しておくことで、クライアントに何について書けるのか伝えることができます。
依頼内容のミスマッチを減らすことにもつながるので、しっかりと書いておきましょう。
文字数マックスまで書く
WEBライターのプロフィールは全項目、使える文字数マックスまで書きましょう。
大前提ですが、白紙はできる限りできる限り避けましょう。
業種や資格など、埋められる項目はすべて埋めましょう。
自己PRなどの自由記載欄は多くの場合1000〜2000文字ほどが上限になっている場合が多いです。
例えば、クラウドソーシングの大手サイトであるランサーズでは自己紹介文の上限が1000文字に設定されています。
できる限り文字数マックスまで書いて、内容を充実させましょう。
なぜなら、プロフィールはクライアントが依頼先を決めるための重要な判断基準になるからです。
クライアントが探している条件に合う情報がプロフィールに載っていると、直接スカウトが来るようになったり、案件獲得がグンと楽になります。
また、文字数マックスまで書くことで、WEBライティングへの熱意も伝えることができます。
ただ、むやみやたらにだらだらと長く書けば良いものでもありません。
同じことを何度も伝えるような冗長な文章では、クライアントが途中で読むのをやめてしまい、あなたの魅力がすべて伝えられません。
情報はできる限り分かりやすく簡潔に記載しましょう。
どうしても文字数がマックスに届かないときには、他にも記載できる情報がないか、自分の経歴や得意なことを見直してみましょう。
誤字脱字は絶対にNG
当たり前ですが、WEBライターのプロフィール内での誤字脱字は絶対にNGです。
WEBライターは文章を書くのが仕事です。
誤字脱字などの乱れのない文章に仕上げるのも仕事のうちです。
プロフィールでさえ、誤字脱字があるようでは、クライアントも
「ちゃんと文章が書ける人なのか」
と不安になってしまいます。



また、誤字脱字があるプロフィールは読みづらく、クライアントが途中で読むのをやめてしまいます。
最後まで読んでもらえるような美しい文章に仕上げましょう。
プロフィールに誤字脱字があるだけで、不採用となってしまう恐れもあります。
頻繁に更新するものでもないため、何度も細かくチェックしておきましょう。
装飾を適度に使いスラスラ読みやすく
プロフィールの文章には、装飾などを適度に使って、クライアントが読みやすいように工夫しましょう。
クライアントもたくさんの応募者のプロフィールを読みます。
ぱっと見で読みづらいと感じるプロフィールでは、クライアントのやる気を削いでしまい、読んでもらいにくくなります。
媒体によっては文字装飾が使えないこともあります。
その場合でも、箇条書きや改行などをうまく使って、見やすくするように工夫しましょう。
プロフィールの文章が読みやすいと、クライアントにも
「この人の文章は読みやすい」
という良い印象を残すことができます。
クライアントが気持ちよく最後までスラスラと読める構成を心がけましょう。
採用後の相手に対するメリットを書く
WEBライターの仕事を通じて、クライアントに対して提供できる価値を明確に提示しましょう。
自分の強みを伝えるばかりではなく、クライアントの立場に立って
「私に依頼することで、こんなメリットが得られます」
ということを伝えてあげることです。
つまり、クライアントに”あなたに依頼する理由”を自覚してもらうわけです。
例えば以下のような書き方になります。
- ○○の実績から、SEO順位を上げられます
- ○○の資格を保有しており、専門的な記事を執筆できます
メリットが思いつかないときは
まだ実績のない駆け出しWEBライターは何も書くことが無いと思ってしまいがちです。
ただ、そんなに難しく考えなくても、もっとシンプルなことでも構いません。
例えば私はプロフィールに以下のように記載していました。
- ロジカルで分かりやすい文章を書くことを得意としております。
- 納期は必ず守ります!
- 得意ジャンル以外の場合も丁寧にリサーチをし、確実な情報をもとに執筆します。
どうしても提示できるメリットが思いつかないWEBライターの方は、これまでの仕事や経験の中から、誰かから褒められたことを思い出してみましょう。
「言葉遣いが丁寧だよね」 → 丁寧な文章が得意です
「連絡が早くて助かったよ」 → コンスタントに素早く連絡が取れます
そんな些細なことでも構いません。
自分の強みや、自分に依頼するメリットをうまく言語化してみましょう。
WEBライターのプロフィール写真はどんな写真がベスト
WEBライターのプロフィールの中でも、クライアントからの印象に影響が最も大きいのがプロフィール写真です。
相手に与えるイメージが第一印象で9割決まるという有名な法則があります。
その中でも、視覚情報が占める割合は50%以上ともいわれています。
WEBライターとして案件を受注し、リピートにつなげている方の多くは、【選ばれるプロフィール画像】を設定しています。
ここではそんな【選ばれるプロフィール画像】と、避けたほうが良い例も一緒に解説します。
実写、正面顔写真がベスト。でも顔バレが苦手な人は?
WEBライターのプロフィール画像は、実写の正面顔写真がベストです。
笑顔の写真であればなお良いです。


正面で爽やかな笑顔の写真であれば、残りの注意するポイントは背景です。
間違いない方法は、明るめの背景を少しぼかすことです。背景をぼかすことで、おしゃれにプロっぽく見えます。
スマホで撮る場合は、ポートレート機能を使うと良いでしょう。自撮りでもOKですが、できれば誰かに撮ってもらいましょう。
プロのカメラマンに撮ってもらうのが理想ですが、友人や家族でも構いません。
他人に撮ってもらったほうが、自然な笑顔の写真になりやすいです。
顔バレが苦手な人は
顔バレが苦手な人や、顔を出せない理由があるWEBライターの方は、似顔絵イラストを使いましょう。
実写でない場合でも、人間味や人柄を感じられるような画像を設定するほうが良いです。



似顔絵イラストは比較的手に入れやすく、人間味が現れやすいため、顔バレNGなWEBライターの方にはこちらをおすすめします。
フリー素材のサイトは避けよう
イラストを使う際の注意点として、フリー素材のサイトは避けましょう。
無料で似顔絵イラストが作成できるようなサイトもありますが、あまりおすすめしません。
無料サイトはある程度決まったパターンの似顔絵になることが多く、他人と似たテイストになることが多いです。
また、どうしてもチープさが出てしまいます。
おすすめは、ココナラなどのスキルシェアサービスを使って依頼することです。
写真を準備するだけで、クオリティが高く、唯一無二の似顔絵を作成してもらえます。
この際も、準備する写真は笑顔の写真にして、なるべく明るいテイストで描いてもらいましょう。
3000円〜5000円ほどの費用はかかりますが、受注率アップのための自己投資と思えば高い買い物ではありません。
実績がない未経験WEBライターのプロフィール文章例文
それでは、ここまでのポイントを踏まえて、実際にプロフィールを書いてみましょう。
具体例を紹介しておきますので、参考にしてください。
はじめまして、私はWEBライターの〇〇と申します。
私は、大学卒業後、IT企業で2年間の営業職を経験しております。
私の得意分野は、「マーケティング」です。過去に、IT企業のマーケティングチームでアシスタントとして働いたことがあり、SNSの運用などについて、実践的な知識を身につけています。
情報を分かりやすく誰かに伝える仕事をしてみたいと思い、WEBライター業に挑戦しています。
▼得意ジャンル
- マーケティング
- ビジネス
- 就職活動
私は、趣味として、読書と映画鑑賞をしています。ビジネス書やマーケティングに関する書籍を中心に読んでおり、自己啓発にも取り組んでいます。また、映画についても幅広く見ており、映画のストーリーや演出についての感想をブログに書いています。
[ブログのタイトル]
(URLをここに掲載)
▼経歴
・20XX年〜20XX年
〇〇大学〇〇学部卒業
・20XX年〜現在
IT企業にて営業職として勤務。その後、マーケティングチームのアシスタントとして働く。
▼スキル
・調査・分析能力
適切な情報収集と分析をおこない、記事の信頼性を高めることができます。
・文章力
明確で分かりやすい文章を書くことができます。
・コミュニケーション能力
お客様の要望やニーズを的確に把握し、最適な記事を提供できます。
▼執筆について
毎週2本程度の記事執筆が可能です。お客様の要望に合わせ、高品質な記事を仕上げますので、お気軽にご相談ください。
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