「Webライター」を目指しクラウドソーシングに登録してみたものの、どうすればいいのか分からない方必見です!
ポートフォリオを作成してアピールした方が採用されやすいって聞くけど、
「そもそもポートフォリオって何?」
「どうやって作ればいいの?」
と悩んでいる方にぜひご覧いただきたい内容になっています!
初心者Webライターの皆さん最後までお付き合い下さい(^O^)/
初心者Webライターのポートフォリオ提出で書くべき内容とは
Webライターのお仕事はネット上で完結する場合が多いと思います。
面接の様に、対面でお話が出来れば自分の魅力を伝えやすいですが、ネット上では伝わりにくいです。

そこで自分の事をアピールするために必要なものが「ポートフォリオ」!
では、「ポートフォリオ」に必要な項目をお伝えします。以下の項目をきっちり用意すれば面接での印象がよくなり、想定外の質問に対応しやすくなります。
- 自己紹介・経歴
- 提出記事ポートフォリオ(ない場合は後述)
- 対応できる業務内容・スキルセット
- 記事単価・文字単価
- メールアドレス・SNSなどの連絡先
以上の5項目を詳しく解説していきます。
自己紹介・経歴
まずは、自己紹介・経歴について記載しましょう。
ぜひ、例文を参考にしてみて下さい。
はじめまして。
〇〇と申します。以下に経歴や得意分野、執筆実績を記載していますのでご覧ください。
【経歴】
- 〇〇学校卒業 〇〇科専攻
- 〇〇会社に就職。店長を5年経験。
【資格】
- ワープロ検定1級
- 漢字能力検定2級
【得意分野】
- 車関係の仕事に務めており、車業界の情報に特化しています。
- 3年前から資産運用もしており、株式投資の情報などは常にチェックしています。
【執筆ジャンル】
- 車
- 金融
- 旅行
【自己PR】
ユーザーが見やすく、分かりやすい記事を意識しています。得意分野以外のジャンルも綿密にリサーチしたうえで記事を執筆しています。リサーチ力には自信がありますので、ご相談ください。
自分が得意としているジャンルを絞り、アピールした方が仕事につながりやすいです。初心者で記事をまだ執筆した事がない方は自分が経験した仕事や趣味、興味がある事など具体的に提案するとクライアントの目に留まりやすくなります。



「なんでも書けます。」では伝わりにくいので、注意しましょう!
提出記事ポートフォリオ(ない場合の対処法は後述)
今までに執筆した記事があれば、情報を記載しておきましょう。
執筆した記事が何本もある場合は、特に見てほしい記事を3本ほどピックアップした方が強みが伝わりやすいです。
記事のURLを記載し、直接見ていただける事が1番ですが、著作権の関係や提出先のクライアントから了承が得られない場合は、記事の内容のみ記載しましょう。
まだ、記事を書いたことがない方は後ほど対処法を記載していますのでそちらをご覧ください。
- 記事掲載日:2023年〇月〇日
- 提携先:〇〇会社
- 記事タイトル:新車オススメ情報
- URL:コピーして貼り付ける
車に関する記事で、新車オススメの車種について掲載しています。
車の購入で悩んでる方に向けて書いています。
また、著作権の関係で掲載することは出来ませんが、資産運用の方法の記事についても執筆した経験があります。
対応できる業務内容・スキルセット
たとえば、多くのWEBライターが書く項目としてあげられるのが
- 記事執筆
- 見出し構成の作成
- 記事の添削
- 記事のリライト
- WordPress入稿
- キーワード選定
などがあります。
執筆可能なジャンル以外に、対応可能な業務内容もクライアントがライターを選ぶ大事な基準になります。出来るだけ詳しく記載しましょう。
取材やインタビューは対応可能なエリアも詳しく記載しておくと良いです。
記事単価・文字単価
希望する目安の金額を記載します。
記事単価、文字単価で記載するのが一般的ですが、独自の費用目安がある場合はその旨を記載しましょう。
文字単価:〇円~
文字数:〇〇〇〇字程度
価格は目安になりますので、お気軽にご相談下さい.
メールアドレス・SNSなどの連絡先
連絡先のメールアドレスや申し込みフォームを記載しておきます。
メールアドレスは個人のものではなく、仕事用のメールアドレスを作成し、そちらを掲載しましょう。
迷惑メールが心配な場合は、「Googleフォーム」などを活用しましょう。
InstagramやTwitterを使用する場合は、Webライター専用のアカウントを作成し、ポートフォリオのURLを掲載しておくと受注に繋がりやすいです。
実際に実名・実写でのTwitterアカウントはこちらになります。
ライター案件がDMでくることもあるので、作っていて損はありませんよ。
初心者WEBライターがポートフォリオで作るときの注意点・コツとは
続いて、Webライターが仕事を獲得する上で、重要なポートフォリオの作り方について説明をしていきます。
得意ジャンルを3つまでに絞る(何でもできますは避けよう)
ポートフォリオを作成する場合は、得意なジャンルや強みを活かしましょう。
何でもできますと伝えてしまうと不得意な事にも手を出してしまい、自分を苦しめる事になりかねないので注意しましょう。
得意なジャンルであれば、ある程度の知識もあり、リサーチをする時にもより詳しく調べたくなるはずです。執筆する際も、楽しみながら書くことができ、熱も入り、スピードも上がります。
結果的に、読者を惹きつける文章が書けると思います。
Webライターを続けていくために、初心者の方はモチベーションの上がる得意なジャンルがあれば続けやすいです。慣れてきたら、知見を広める為にも他のジャンルへ挑戦してみましょう!
ポートフォリオ記事の誤字脱字は極力減らそう(音読2回は必須)
記事をクライアントに提出、あるいは公開する前にしっかりと校正をおこない、誤字脱字を減らしましょう。
そうなると継続して仕事を受注できなくなったり、評価も下がってしまいます。



最低限のルールとして、誤字脱字を減らす為にも音読2回は必須です!
提出記事は絞ろう(多ければ良いわけではない)
ポートフォリオとして提出する記事は、絞り込みましょう。
たくさん用意してしまうと、読まれない記事もあるでしょう。せっかく提出するのであれば、自信があり読んでほしい記事を提出した方が、クライアントにも伝わりやすいので工夫してみましょう。
クライアントの許可なく掲載してはいけない
過去に掲載した記事は、クライアントの許可なくポートフォリオに記載してはいけません。
記事を作成した時点で著作権が発生し、著作権はライターのものです。
ポートフォリオに記事を載せたい場合は、クライアントに「記事をポートフォリオに付け加えたいのですが、よろしいでしょうか?」と確認を取りましょう。
返答がOKであれば、ポートフォリオに記載できますが、NGの場合は記載できません。また、無断で掲載した場合は契約違反になりますので注意しましょう!
初心者WEBライターでポートフォリオ記事が1つもないときの対処法
初心者Webライターで記事を書いたことがなく、ポートフォリオが作れない!
という方はこちらを参考にして下さい。
Googleドキュメントでポートフォリオ記事を作成
Googleアカウントをもっていれば、「Googleドキュメント」が使えます。
Googleドキュメントはオンラインで使えるWordに似た機能です。
無料で作成できますし、Wordを使った事があれば使い方も似ているので使いやすいと思います。Excelに似た「Googleスプレッドシート」という機能もあります。
自分で使いやすい方を選び、記事を作成し、URLを貼り付ければクライアントが見る事が出来ます。
note・はてなブログなどの無料ブログでポートフォリオ記事を作成
以下のような無料ブログを作成し、記事を作る方法もあります。
- note
- はてなブログ
- Amebaブログ
など、無料で作成でき、すぐにブログが始められる為、費用を掛けず、気軽に使いたい方にオススメです。
WordPressを使ってブログ開設。ポートフォリオ記事を作成
1番オススメの方法は「WordPress」を使って自分のブログを開設する事です。
メリットとしては、
- WebメディアのほとんどがWordPressで作られている為、勉強になる。
- WordPressで記事を書く場合が多い為、使い方を知っていて慣れている人がクライアントに選ばれやすい。
- 自分でWordPressのブログを運用していると「この人は、本気でWebライターを目指しているんだな。」とクライアントに本気度が伝わる。
また、執筆した記事の著作権は自分にあるので、ポートフォリオに自由に付け加えたり、入れ替えたりする事が出来ます。
「初期費用をかけずにまずは無料ブログから・・」
これはSEOで記事を上位表示させたい(多くの人に見られたい)のであればあまりおすすめできません。
- WordPressと有料ドメイン、有料サーバーの初期費用〜10,000円未満
- 無料ブログ〜1,000円未満
無料ブログが万が一、クローズする場合は記事が全てなくなります。
ライター専用のポートフォリオ無料作成サービスを利用する
一方、WordPressといった有料ブログはサイトの見た目を自由にカスタマイズできる上に、
ライター専用のポートフォリオが無料で作れるサイトで「edireco(エディレコ)」があります。
ライターがポートフォリオを作りやすいだけではなく、広告表示がない為、クライアントが見やすいこともメリットです。
初心者WEBライターのポートフォリオ記事に関するよくある質問
初心者Webライターが悩みやすい疑問について解説します。
何記事・何文字ポートフォリオ記事を提出すれば良いの?
初心者Webライターの方で実績がない場合は、5記事を目安に執筆してみましょう。文字数は、最低3000文字、できれば5000文字程度を目安に書いてみましょう。
短い文章だとクライアントが見た時に、文章の構成、流れが出来ているかのライティング力を判断することが難しい為です。
SEOの知識はどこまで必要?
SEO対策とは「検索結果で上位に表示される為の対策」です。普段から取り入れることでクライアントの印象も良くなります。主に、以下の2点を意識して下さい。
- ユーザーが検索するキーワードをタイトルと見出しにいれる。
- ユーザーの検索意図を汲み取り、知りたい答えが明確に分かるように書く。
この2点を意識して記事を書いてみて下さい。
「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」などの無料のツールを使い、アクセス解析をする事が可能です。
記事のPV回数(閲覧された回数)、来訪者数、検索順位を確認し、SEO対策に役立ててみましょう!
ここまで、「ポートフォリオ」について解説してきましたが、「まだイメージが出来ない・・・。」初心者の方は、今から紹介する先輩Webライターのポートフォリオを参考にしてみて下さい。
先輩WEBライターのポートフォリオを見てみよう
先輩WEBライターのポートフォリオを確認してみましょう。
- ニシキドアヤト
- きたひろ
- 芦田おさむし(手塚裕之)
それぞれ解説します。
ニシキドアヤトさんのポートフォリオ
最初に、幅広いジャンルで執筆実績23,000本以上あるニシキドアヤトさんのポートフォリオをご覧ください。
きたひろさんのポートフォリオ
次に、金融ライターに特化し、kindleで書籍も出版されているきたひろさんのポートフォリオを見てみましょう。
芦田おさむし(手塚裕之)さんのポートフォリオ
最後に、ゲーム業界から40代でWebライターに転身し、インタビュアーとしても活躍されている芦田おさむし(手塚裕之)さんのポートフォリオを覗いてみましょう。
初心者WEBライターのポートフォリオの作り方:テンプレと実例を合わせて解説:まとめ
以上、3名の先輩Webライターのご紹介をさせていただきました。参考になる部分もたくさんあったと思います。
ここまで初心者Webライターの皆さんに「ポートフォリオ」について解説をしてきましたがいかがでしたでしょうか?
ぜひ、自分なりのポートフォリオを作り、クライアントにアピールしてみて下さい!
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