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「という」の使い方:例文と合わせて「と言う」との違いを合わせて解説!

日本語は、同じ言葉でも意味が異なったり、漢字で書くのと書かないのとでも読み手によっては違う意味で解釈されたりすることがあります。

まさに、「という」と「と言う」の違いもそうです。この記事を読んでいる人のなかには、文章を書くときにどちらで書けばいいのか判断に迷う人もいるでしょう。

使い方によっては、誤った意味で解釈されてしまうこともあります。そのため、しっかり使い分ける必要があるのです。

この記事では、「という」の使い方や「と言う」との違いを例文付きで解説します。正しい書き方をすぐに判断できるようになりたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。

Araka

ライターのArakaです。大手企業にて経理職に就いた後、産休・育休を経てフリーランスライターへ。子育てしながら働くママライターです。

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・Webライティング実務士
・簿記3級
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自己PR・得意なスキル

念入りなリサーチと丁寧な執筆を心掛けています。また、計画性が強みなので、納期に遅れたことはありません。行動心理学やマーケティングを取り入れたセールスライティングも可能です。興味があればぜひご連絡ください。

目次

「という」の意味

実は「という」には、多くの意味があります。

【デジタル大辞泉/小学館】

1 人が…と呼ぶ。…と呼ばれる。                 

2 「と」の受ける事柄を取り立てて強調する意を表す。       

3 数量を表す語に付いて、…に達する、…にも及ぶ、などの意を表す。

4 時を表す同じ語を前後に置いて、それを強調する意を表す。    

5 事物を表す同じ語を前後に置いて、そのものはすべて、の意を表す。

引用:デジタル大辞泉

以下で例文と合わせて解説していきます。

1,人が…と呼ぶ・…と呼ばれる

 「コロちゃんという犬」

 これは、「人がコロちゃんと呼ぶ」ことを示す、または「コロちゃんと呼ばれる犬」という意味を持ちます。

2,強調

 「子どもというのは無邪気な存在だ」

 「と」が強調の役割を果たしており、子どもの特質である無邪気さを強調しています。

3,…に達する・…にも及ぶ

 「10mという高所」「5万人の観客」

 「10mに達する高所」「5万人にも及ぶ観客」といった意味になります。

4,前後に時を表す語を置いて強調させる

「今日という今日は逃さない」


時を表す語「今日」を挟むことで「今日」が重要であることを強調しています。

5,そのものはすべて、を意味する

 「街の店という店が潰れている」

これは「店すべてが潰れている」といった意味を持ちます。

繰り返しとなりますが、「という」には多くの意味があるため同じ言葉でも文章によっては違う意味を持ちます。便利な反面、使い方には注意する必要があるでしょう。

「という」の使い方:「と言う」との違い

続いては、「という」の使い方です。合わせて、「と言う」との違いを例文付きで解説します。

「という」は、実際に「言う」「言葉で発する」わけではないときに使います。ある事柄の説明や引用、事実を紹介するときに使われることが多いです。

例文
  • 「今日は雪が降るという天気予報が出ている。」
  • 「明日はガパオライスという料理を食べる予定です」
  • 「なんということでしょう」
  • 「全員が賛成というわけではない」
  • 「彼は不採用となってしまった。というのも50歳を超えていたからだ」

一方、漢字で書く「と言う」は、実際に「話す」「言葉で言う」ときに使われます。直接的な発言や言葉を表すとき、特定の人物が何かを発言したことを示すときに使用されます。

例文
  • 「彼がこんにちはと言う」
  • 「彼女が嬉しいと言うことで、僕も嬉しくなった。」

以下のように「という」と「と言う」を使った文章を比較してみると、異なった意味をもつ文章となることが分かります。

  • 「料理上手というお母さん」
  • 「料理上手と言うお母さん」

前者は「料理上手と呼ばれるお母さん」の意味であり、後者はお母さん自身が「料理上手」と言っている、という意味になります。

このように、実際に「言う」「話す」の意味をもつときは「と言う」と表記し、それ以外は「という」と表記することが適しています。

「という」の言い換え

「という」と「と言う」のどちらを使えばいいか判断しにくいときは、言い換えてみることもひとつの手です。

「という」の言い換えとしては以下のような表記が適しています。

  • 「〇〇という人」→「〇〇と呼ばれる人」
  • 「〇〇ということです」→「〇〇とのことです」
  • 「彼が元気だということを~」→「彼が元気であることを~」
  • 「いざというとき」→「もしものとき」
  • 「はっきりと言う」→「はっきりと述べる」

「という」は言い換えたり削除したりしても成り立つ言葉です。判断が難しい場合や、無駄を削った文章にしたい場合などに適しています。

また、どうしても迷ってしまうのであればひらがなで書くことをおすすめします。

「という」の使い方:例文と合わせて「と言う」との違いを合わせて解説!:まとめ

今回は、「という」の意味・使い方について解説しました。

多くの人が無意識に間違えて使っていたり、使い方が難しい言葉ですが、「という」には、「…と呼ばれる」や「強調」といった多くの意味があります。

上記の内容からすでにご理解いただいているかもしれませんが、ここでもう一度「という」の使い方、「と言う」との違いをおさらいしましょう。

「という」・・ある事柄を説明するとき、直接的な発言を示すわけではないとき
「と言う」・・実際に言葉を述べている、直接的な発言を示すとき

文章を書くときは上記のような意味を考えるとおのずとどちらが適しているのかが分かるかと思います。

もしこれまで意識したことがなかった人は、本記事の情報で「という」という言葉を心掛けていただき、これまで使い方に悩まれていた人は、「という」の使い方をマスターして活用していただけると幸いです。

ぜひ今後、文章を書く際は意味を意識して書くようにしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ライターのArakaです。大手企業にて経理職に就いた後、産休・育休を経てフリーランスライターへ。子育てしながら働くママライターです。念入りなリサーチと丁寧な執筆を心掛けています。また、計画性が強みなので、納期に遅れたことはありません。行動心理学やマーケティングを取り入れたセールスライティングも可能です。興味があればぜひご連絡ください。

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