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冗長表現とは:二重否定、こそあど言葉などの例文も合わせて解説!

「なんか、この記事読むの疲れるな」
「結局、どういう内容だったのだろう」
「おおげさに書いてあるけど、本当の内容はたいしたことないな」

記事を読んでいて、こういった感覚を持ったことはありませんか?

これは文章中に、必要のない部分があるからなんです。

主張したい本質よりも、その他に飾りをいっぱいつけてしまう冗長表現が原因です。

ライターであれば、冗長表現の知識、手間なく読めるスリムな記事を作ることを求められます。

そこで今回は、WEBライター歴3年の私が、冗長表現についてご紹介していきます。

これを知れば、あなたも読みやすい文章作成ができますよ。

目次

冗長表現とは

冗長表現とは、文章の内容と無関係な単語や表現によって読みづらくなっている状態をさす言葉。

文章の中に本来不要な言い回しが含まれていると、文章が長くなるのに加え意図が伝わりにくくなります。

冗長表現を改善し違う表現に書き換えると、文章全体が読みやすく仕上がります。

冗長表現の8パターン</H3>

代表的な冗長表現は以下の8パターンがあります。

冗長表現1 二重敬語
冗長表現2 こそあど言葉の多様
冗長表現3 同一表現、同一単語の繰り返し
冗長表現4 枕詞、前置きが長い文章
冗長表現5 同義語、同意語の重複
冗長表現6 接続語の多用
冗長表現7 二重否定
冗長表現8 「~ということ」「~することができる」の使用

それぞれ解説します。

冗長表現を使わずに執筆するには

一文一義を心がけて適切な情報のみを伝えましょう。

無駄な言葉を省いて、ほかの表現に置きかえると、意図が伝わる読みやすい文章になります。

二重敬語

「丁寧な表現に、こしたことはない」と、思っている人が多くいて、知らず知らずのうちに、使用してしまっている場合もあるでしょう。

文法としては、NGとされているのが、二重敬語です。

同じ種類の敬語を2つ重ねて使用することをいいます。

二重敬語の種類・具体例

二重敬語には尊敬語を重ねるものと、謙譲語を重ねるものがあります。

敬語の意味を、しっかりと理解しておかないと、二重敬語の修正はできません。

  • 尊敬語→目上の人や立場が上の人を敬い、相手を立てる気持ちを表現した敬語
  • 謙譲語→自分がへりくだることで、相手を上に立たせて敬意を表す敬語
尊敬語お+○○られる・おっしゃられる→おっしゃる
・おいでになられる→おいでになる
・お帰りになられる→お帰りになる
謙譲語謙譲語+いただきます・伺わせていただきます→伺います
・拝見させていただきます→拝見します
・お目にかからせていただく→お目にかかる

メールや書面上でよく使用する宛名にも、間違って使用している敬語を目にします。

役職のあとに、「様」をつけている場合です。これは、敬語が重なっています。

  • ○○社長+様→社長
  • ○○各位+様→各位

役職名には、その一語だけで尊敬を表しているので、さらに様と付けると二重です

「様」が、テンプレートのように使用されているのを見かけますが、「ビジネスマナーを知らないのだろうか」と、評価を下げる可能性があるので、注意してください。

他にも、二重敬語によく似た敬語連結もあります。

2つ以上の敬語を「て」で、つないだ言葉をいいます。

  • お召し上がりになっていらっしゃる→お+召し上がる++いらっしゃる
  • お読みになっていらっしゃる→お読みになる+て+いらっしゃる

二重敬語がNGな理由

敬語を二重にしたからといって、敬意が高まるわけではないです。

自分は先方に敬意を表したと思っていても、相手には回りくどく感じられたり、場合によっては、不勉強だと捉えられる可能性もあります。

ビジネスシーンでは、主にメールだけのやり取りをしている人も多いです。

対面でお付き合いをすることがない先方であると、より二重敬語というものに頼ってコミュニケーションをしてしまいがちです。

正しい文法を使い、相手に敬意を表すことに努めましょう。

こそあど言葉の多用

日本語には、省略できる主語があります。

その代わりに、よく使用されるのがこそあど言葉です。

こそあど言葉とは、何かを指し示す働きをする言葉のことで、「指示語」ともいいます。

「こそあど言葉」の種類・具体例

「こそあど」とは、「これ・それ・あれ・どれ」の頭文字を取って付けられた名前です。

「これ・それ・あれ・どれ」の使用方法は、距離感別に考えるとわかりやすいです。

  • 近称→話し手に近い
  • 中称→聞き手に近い
  • 遠称→話し手・聞き手のどちらからも遠い
  • 不定称→距離が不明

そして指示語には、4つの品詞があります。

以下、表にまとめました。

近称中称遠称不定称
名詞・代名詞これそれあれどれ
連体詞このそのあのどの
副詞こうそうああどう
形容動詞こんなだそんなだあんなだどんなだ

無意識に使い方を理解して、コミュニケーションに使用しているものだと思います。

ここで文法に沿って、しっかりと理解しておくといい表現です。

「こそあど言葉」を使用する時の注意点

こそあど言葉は、適切に使用できれば文章を簡潔にできたり、内容の理解を助けたりとメリットがあります。

ただ、注意点もいくつかあります。

使用回数は、最低限にしておく乱用すると、どの語句の指示語なのかが、不明瞭になり、読み手に誤解が生まれやすいです。

文章を書き終わったら、指示語が最低限の回数になっているか確認しましょう。
目次の項目ごとには、指示対象の語句をはっきり使う読み手がウェブ上で検索をする時、いきなり目次をクリックし、必要な箇所だけを閲覧することが多いです。

その場合、項目の最初から指示語を使ってしまっては、指示対象がわからず内容の理解がスムーズに行われません。
SEOでは、指示語の認識はされないSEOライティングでは、検索エンジンがはっきりと指示語を認識できないので使用しないほうがいいでしょう。

誤解を招いてはいけない実用書などの専門的な文章の場合は、使用を控える方がいいでしょう。

同一表現、同一単語の繰り返し

同じ表現や同じ単語を繰り返す、重複表現があります。「二重表現」や「重言」と表記される場合もあります。

繰り返し使用してしまうと、幼稚な文章というマイナス印象を与えてしまったり、書き手の知識不足がバレたりします。

それを予防するためにも、重複表現は頭に入れることが大切です。

同一表現と同一単語の繰り返しの具体例

表形式にして、比較してみましょう。

誤り正しい
あらかじめ予定する予定する
お金を入金する入金する
安心感を感じる安心する・安心感を覚える
返事を返す返事をする
後で後悔する後悔する

このように、一言ですでに意味が成立しているものに、さらに言葉を足してしまっています。

省略しても意味が通じるものは、文章をスマートにするために、削除していきましょう。

気を付けるべき重複表現とは

重複表現を文章に組み込んでも、一見問題ないように感じる人もいるでしょう。

民衆の間で一般化されてしまっていて、違和感に気がつきにくい原因があります。

しかし、推敲の段階でしっかり修正できるものなので、まずは使用されやすい重複表現を頭に入れておくようにしましょう。

枕詞、前置きが長い文章

和歌にある、決まった言葉の前において表現する技法のことを枕詞といいますが、現代文でも枕詞と同じように前置き言葉があります。

これについて詳しく説明します。

枕詞や前置きが長い文章とは

枕詞・前置き言葉は、かかる言葉の魅力を引き出す役割がある反面、単純に語数が増えてしまいます。文章自体が長くなると、読みにくくなったり、主張したい本質が理解しづらいです。文章全体のバランスを計算する必要があります。

枕詞の使い方や適切な前置きの長さ魅力的な一文にしたい時には、枕詞を使うと素敵な文章になります。

例えば、「飽くなき」+「探究心」、「豊満な」+「ボディ」と修飾すれば、文章が華やかになります。

話し相手の前置きが長いと、聞いている側は、飽き飽きしてしまいます。文章であっても同じことがいえるので、適切な長さに留めておく方がいいでしょう。

ビジネス枕詞の「お手数をお掛けいたしますが」「もし可能であれば」のように、一呼吸で言えるくらいの長さが適切な長さといえるでしょう。枕詞や前置き言葉をほどよく使用して、文章に肉付けをしましょう。

同義語、同意語の重複

言葉は違うが、意味は同じ語句のことを同義語・同意語といいます。これを重複させることを、同語反復といいます。

同義語や同意語の具体例

具体例を紹介します。

  • 「本」・「書物」
  • 「検討する」・「考慮する」
  • 「自動車」・「乗用車」・「車」

WEBライターの案件では表記を統一させた方が良い場合がほとんどです。マニュアルを読み込み、同義語は1つの単語に統一させましょう。

ライティングにおいても文章の幅を広げるために、いろんな同義語を駆使して文章の質をあげられます。

重複させた時の効果

重複は、強調する時に大きな働きをします。

  • 「私は私、あなたはあなた」→変わらないかわらないことを強調する時
  • 「ペンギンだって、鳥は鳥」→例外な事柄でも同じ種類

上手く文章に組み込むことで、主張したい内容を目立たせられます。

接続語の多用

書き出しによく使ってしまいがちな接続語ですが、どういった言葉なのかご紹介します。

枕詞や前置き言葉には、書き手の語彙の豊かさが表れます。

ビジネスシーンにおいても特有の枕詞・前置き言葉があります。

ビジネス枕詞、またはクッション言葉ともいいます。

  • お忙しいところ、恐れ入りますが
  • 差し出がましいようですが
  • お力になれることがあれば

こういった枕詞は、今の社会には必須の枕詞となっています。

〇〇とは、文と文、節と節、句と句、語と語、段落と段落をつなぐ自立語です。

単独で文節となり、活用ができない言葉です。

接続語は、いくつかの意味があり、種類分けされています。

①順接前に原因があって、後ろに結果があるそれで・よって・だから
②逆接後ろに予想外や対比があるしかし・ところが・だが
③並列前と後ろが対等になっているそれから・そして
④添加前の事柄に、後ろの事柄を足したい場合さらに・また
⑤選択前か後ろかを選ぶ場合あるいは、それとも
⑥説明理由・換言・例示・補足の4つがあるつまり・例えば・なぜなら
⑦転換前の話題から、かわる場合それでは・ところで

接続詞の役割と必要性

接続詞ひとつで、先の文章の転回を示す大切な役割があります。

文章中から、接続詞を消してしまっても、それはそれで読み手が上手くリズムをとれない文章になってしまいます。

多用はせず、意味とリズムがとれるようバランスを考えて、配置するといいでしょう。

読みにくい文章は不要な接続語を削ってみる

文章の初めにつけると安定する接続語ですが、ない方が良い場合もあります。

無駄な接続語があると、リズムが悪く読みにくい状態になるからです。

接続語の役割を考え、内容の理解度に配慮しながら、不必要であれば削ってしまった方がいいです。

二重否定

まわりくどい冗長表現の1つが、二重否定です。

具体例も交えて、説明します。

二重否定とは

否定の言葉を、2つ重ねることで肯定の意味に変換したり、微妙なニュアンスにしたい時に、便利な冗長表現です。

具体例として以下のような言葉があります。

  • ○○のない、○○はない
  • ○○を知らないはずはない
  • ○○しておかないと、○○しかねない
  • ○○言えないこともない

この言い回しは、内容を理解するまで、次に進めない人もいます。

二重否定は、読み手に優しくありません。

二重否定がもたらす効果

文章によっては重宝されることがあります。例えば、以下のようなパターンです。

  • 100%の否定はしたくないけど、他の可能性や方向性を匂わす
  • 文章の裏に、別の意図があるのかと興味をひく
  • 情緒的で、書き手が意思を断定したくない

すんなり読める記事にするためには、二重否定を使わずに別の言い回しに変えることをおすすめします。

「〜ということ」「〜することができる」の使用

言語でも、固い発言をする場や、たくさんの人の前で話す時など、緊張感が加われば、多用しやすい表現です。

簡単に使える言い回しなので、乱用している場面もみられます。

「〜ということ」や「〜することができる」は不要

文法的には間違った表記ではないですが、多用すると読むことに手間を取ってしまいます

意味がなく、すらっと読めない語句は不要です。

  • ~ということ→~と言うこと

「言うこと」を同義語にかえて、多彩なワードにする。

  • ~することができる→~することが出来る

「可能」や「行う」、「成し遂げる」のように変換する。

削って文章のもたつきを削る

修正した後の質が向上すればOKですが、反対に意味が通らなかったり、ない方がより良くなるのであれば、削っていきましょう。

文章のもたつきといって、文字を視覚で見たときに、特に意味はないのに目についてしまう状態になってしまいます。

まとめ:冗長表現は時には必要

日本語は、情景が浮かんだり、情緒を豊かに表したり、文字に起こすと魅力的です。

紹介してきたいろんな表現を、使用するとさらによいライティングができる場面では、試しに冗長表現を活用することをおすすめします。

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この記事を書いた人

WEBEAT 片山のアバター WEBEAT 片山 WEBライター・WEBディレクター

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