本記事では WEBライターに向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
WEBライターに向いていない人の特徴8選
WEBライターに向いていない人の特徴は以下のとおり。
- 好奇心のかけらもない人
- 約束を守れずに、納期に遅れても反省しない人
- 家でのコツコツした作業に耐えられず、外出したくなる人
- 修正を面倒だと思ってバックれる人
- 自分を表現したい・主張したい思いが強すぎる人
- おおざっぱすぎる人
- 文章を書くのが嫌いな人
- 定期的に進捗報告することが苦手な人
好奇心のかけらもない人
断言しますが、好奇心ゼロの人はWEBライターになれません。そもそもライターは無理です。
初心者ライターは、とにかく記事を書くしかありません。
ジャンルなど選んでいる余裕はないのです。
とにかく書いて、書いて、書く。
詳しいジャンルでなければ調べて書きます。
よって、好奇心が全くない人はWEBライターにはなれないのです。
約束を守れずに、納期に遅れても反省しない人
約束を守ることは、まず社会人として当たり前のマナーです。
それができなければ、当然ライターは向かないです。
記事を依頼されたら納期が決まっています。当然ながら納期内に提出する必要があります。
スケジュールが管理できず納期が守れない。事前にクライアントに相談もできない。
しかもそれを反省できずに繰り返すとしたら?
どんなに素晴らしい記事を書いたとしても、マナーが守れないとしたらどうでしょうか?

再び一緒に仕事をしたいとは思うクライアントはいません。
約束を守ることは、相手の信頼を獲得する上で大切なことなのです。
家でのコツコツした作業に耐えられず、外出したくなる人
WEBライターは、横文字でカッコよく見えますが、地味な作業の繰り返しになります。
- ひたすらパソコンに向かい、文章を書く。
- 分からないところは調べて書く。
- 読み直しや修正をする。
- 疑問点があればクライアントに確認し文章に盛り込む。
当然ながら部屋から一歩も出ずに作業していることも珍しくありません。
仕事が終わらなければ深夜まで、あるいは徹夜することもあります。
- 一日中家にいるのがツラい
- 集中力が続かず飽きてしまう
- 細かな作業が苦手
- 外出しているほうが好き
こんな人には、当然ながらWEBライターには向きません。
もちろん、作業が進まないこともありますので、私自身も場所を変えて作業することはありますよ。



(家よりもカフェなどで作業した方が不思議と進む場合もあったりします)
修正を面倒だと思ってバックれる人
どの仕事でも同じですが、完成したから「はい、終わり」とはいきません。



クライアントの意図と納品したものにズレが生じていれば、それは当然修正となります。
実は、この修正が非常に大切です。
ライター自身がズレやミスを認識して速やかに修正出来れば、クライアントからの信頼はより大きくなります。
「納品したら自分の仕事は終わり」ではないのです。
クライアントと共によりよい記事を作り上げるという気持ちがないのなら、WEBライターにならないほうがいいでしょう。
自分を表現したい・主張したい思いが強すぎる人
WEBライターはその名の通り文章を書くのが仕事ですが、自己表現や主張は不要です。
実は、ここがかなり勘違いされている部分だと思われます。
WEBライターは、クライアントの依頼を受け「記事を執筆・納品する」のが仕事です。
そこには物語やライター自身の意見は特に必要とされません。もし入れることができたとしても、その割合はわずかなものです。



私はクライアントの意図を理解し、適切に表現する能力が求められるのがWEBライターだと思っています。
記事は物語や自分の意見ではありません。
だから、「文章で自己表現したい」という人はWEBライターには向かないのです。
とはいえ、2022年12月15日に検索品質評価ガイドラインに「体験談」が重要視される「Experience」実体験や人生経験を重要視するとGoogleが発表したので、この傾向は2023年以降薄れるかもしれません。(というか薄れて欲しい)
おおざっぱすぎる人
WEBライターは、細かな作業の積み重ねが必要です。
- テーマについて調べる
- 文章の組み立てを決める
- 調べた内容を元に記事を執筆する
- 書いた内容について修正
- 納品後、修正箇所があれば修正し再提出
ざっと上げてみましたが、これだけ見て気が遠くなった人はいませんか?
そんな人は、当然ながらWEBライターには不向きです。
先述の通り、WEBライターは非常に地味な作業の連続です。



そして、細かい作業を積み上げていくことが好きな人に向いています。
性格や仕事の進め方がおおざっぱな人は、WEBライターにはなれません。


応募するときに、上記のようなWEBライターはおおざっぱすぎるので向いていないかもしれません。
知りたい内容が抽象的すぎて何の情報を求めているのかがわかりません。
文章を書くのが嫌いな人
「文章を書くのが好き」は、ライターの必須事項です。
そもそも文章を書くことが好きでなければ、書くことを仕事にしようとも思わないでしょうね。
マニュアル業務が嫌いな人
「WEBライターだから好きなことを執筆できる!」と思うかもしれませんが、ほとんどの案件ではレギュレーションと呼ばれるいわば執筆方法を指定されます。
- 「です」「ます」調で統一させる
- コピペチェック率が40%を超えてはいけない
といった指定事項が多いです。
上記は一部であり、ベテランのWEBライターであっても「書きたいこと」と「レギュレーション違反」とのバランスを守っています。



定期的に進捗報告することが苦手な人
社会人経験のある方であれば「ほうれんそう」という言葉をご存じでしょう。
- 報告(ほう)
- 連絡(れん)
- 相談(そう)
の3つをまとめた言葉です。
仕事をする上での基本スキルとして広く定着しています。
WEBライターの仕事も同じです。
クライアントとのコミュニケーションを頻繁に取り、二人三脚で記事を作り上げているという認識で執筆をする必要があります。
よってクライアントとのコミュニケーションを面倒だと感じる人は、WEBライターである以前に社会人として不向きといえます。
ライターになる前に社会人経験を積んで、社会人としてのマナーを身につけましょう。
WEBライターが向いていない人と感じたらやるべきこと3つ
「私、 WEBライターに向いてないのかな・・」と感じたらやるべきことは3つ。
- クライアントとの相性が悪くないか
- 執筆先のレギュレーション、ルールが厳しすぎないか
- ハマったものに没頭できているか
クライアントとの相性は悪くないか
人間には「相性」があります。
これは、仕事に対しても当てはまります。
記事の執筆を依頼する人がいてくれるからWEBライターは仕事ができるのですが、「どうしても自分とは合わない」というクライアントもいます。
クライアントに対して信頼関係が築けていないと感じるのであれば、どこかのタイミングで関係を見直した方がいいかもしれません。
「どうしても一緒に仕事がしたい!」という強烈な理由がないのであれば、他のクライアントを探した方がよりあなたのライターとしての能力を引き出してくれるかもしれません。
相性が合わないディレクタータイプ分類 | 特徴 | 対処法 |
唯我独尊タイプ | 俺の言うことは絶対なジャイアニズム強めなディレクター | 意見するときは、否定するのではなく肯定した上で自分の意見を滑り込ませると案外通りやすい |
給料未払いタイプ | 給料を支払わないタイプ。筆者は遭遇経験あり。 個人事業主多め。法人少なめ。 | 電話で支払ってくださいと伝え、それでも無理なら然るべきところに相談しましょう。 |
指示がコロコロ変わるタイプ | 指示が途中から変わるので、WEBライターが振り回されて執筆が大変。前言ったことをないがしろにしてくる。 | このタイプは、言われたことをテキストにして「こちらであっていますか」と再確認してPDFにすれば言質を取っているので問題ありません。 |
レギュレーションやルールが厳しすぎないか
クライアントから依頼を受ける以上、先方からはさまざまな注文でます
- 記事の内容
- 記事の体裁(データ形式、文字数、画像の有無等)
- 納期
- 価格
- その他(守秘義務等)
これらをクリアしつつ執筆していくわけですが、
- 納期がタイトすぎる
- 価格が安すぎる
など、先方からの要求が「なんだか窮屈」「ストレスを感じる」という場合もあります。
もちろん、ライター初心者ならば目の前の依頼を受けるしかありません。
レギュレーションが60ページでテストライターでこれを読むのは「なかなかきついぞ!」となったことが数年前に1回あります。
ちなみに、テストライティングは落ちました。あれ?
ハマったものに没頭できているか
前の項目でWEBライターの仕事に「自己表現は不要」と述べましたが、文章を書くという作業は十分クリエイティブなものです。
当然ながらかなりの集中力が要求されます。
集中する=没頭する
ということ。



記事の内容にハマらなければ、内容や表現を思いつくこともできません。
どんな内容であれ、「ハマる」ことが集中力を生むと思っています。
「何だか執筆が進まない」というのであれば、あなたが今与えられた依頼内容が「ハマる」ものではない可能性があります。
楽しく執筆ができないのなら、辛いばかりです。



専業であれば売上の低下にも繋がりますし、副業であれば本業にも影響が出ます。
「ハマる」状態を作り出してこそ、集中力も上がりますよ。自分の執筆しているジャンルを見直してみてはいかがでしょうか?
WEBライターに向いてない人が向いている人に爆変わりする方法
- ライティングスキルよりヒューマンスキルが200倍大事
- 文章力を鍛えて修正が少ない文章を執筆できるようになろう
- 情報収集能力を鍛えてリサーチに強くなろう
- 何でも経験してみて「これだ!」となる執筆ジャンルを探そう!どハマりしてみよう
それぞれ解説します。
ライティングスキルよりヒューマンスキルが200倍大事
まずはヒューマンスキルを身につけることです。というかめちゃくちゃ大事です。これができているライターだけで差別化になりますw
- レスポンスは早くする
- 納期を守る
- 不明点や不具合が出たら速やかに相談
社会人のマナーができていなければ、クライアントとの信頼関係を築けません。
これができてこそ、ライターとしての一歩が踏み出せます。
文章が素晴らしくても、社会人としてのマナーができてなければ仕事にはできません。
まずは、ヒューマンスキルを身につけて社会人としてふるまえるようになりましょう。文章力の強化は、そのあとでも大丈夫です。
文章力を鍛えて修正が少ない文章を執筆できるようになろう



納期を守って納品しても、文章のクオリティが低ければ修正が入ることになります。
修正が入るということは、その分クライアント側のスケジュールに影響が出ますからお互いに非常に負担になります。
また、ライター側も修正が入ることにより別の依頼を受けられないのは嫌ですよね。
よって非常に非効率的だといえます。
クオリティの高い記事が書ければより多くの依頼を受けられますので、売上アップにも繋がります。
クライアントの要求を満たせるような文章力を身につけましょう。
修正の少ない記事を執筆、記事品質をあげたい方は、私が株式会社デザインプラス様の運営メディアサイト「TCD」の記事を一度参考にしてください。
情報収集能力を鍛えてリサーチに強くなろう
当然ですが、WEBライターとして得意なジャンルばかりを書くとは限りません。当然ながら苦手なジャンルや書きにくい内容の記事の執筆依頼を受けることもあります。
その場合は調べて書く力が必要になります。
分からないところは、調べて書けばいいのです。
どん欲に調べることで、より深い知識が身に付きます。
知識が貯まれば、より多くの記事を楽に執筆することができます。
より多くの依頼を受けることができるので、売上アップにもつながるでしょう。
何でも経験してみて「これだ!」となる執筆ジャンルを探そう!どハマりしてみよう
先ほど述べた点と矛盾するかもしれませんが、「得意なジャンル」があるライターは強いです。



実績を上げるためには様々なジャンルについて記事を書き、自分のスキルを上げることは必要です。
しかし「器用貧乏」という言葉があるように、「つぶしのきく」ライターは稼げるライターにはなりにくいのです。
自分が得意である、他の人には絶対負けないジャンルを持つこと
それは、ライターとしての自分を「ブランド化」できるということです。
ブランド化は自分の価値を高める有効な手段です。
ライターとしての自分の価値を上げ、付加価値の高い依頼を受けられるようになるからです。



もちろん様々な依頼を受けることは必要ですが、その中で自分が「これだ!」と思うジャンルを探してみましょう。
そして、ジャンルが決まったら徹底的に知識を身につけ依頼があれば執筆を続けましょう。
継続することで、実績もできますしブランド化も進みます。
量より質へと、仕事内容をシフトさせることができます。
ライターは始めた当初は、その単価は非常に低いことに驚かれたことと思います。
労働力に見合った報酬がすぐ得られるわけではありません。
そこから脱却するためにも、得意ジャンルを持ち自分の付加価値を高めることが必要なのです。
日々の執筆に追われて時間が取れないかと思いますが、ぜひ探してみてください。
きっと、仕事の質が変わりますよ。
WEBライターに向いている人・向いていない人
本記事では、 WEBライターに向いている人・向いていない人についてご紹介しました。
本記事が参考になれば幸いです。
コメント