「ブログで寝ている間に自動で○○万円」—そんな夢を信じて始めたものの、更新を止めるとPVも収益もゼロ…という声をよく耳にします。検索アルゴリズムの変動や広告単価の下落を考えれば、
もはやブログに“完全な不労所得”を求めるのは現実的ではありません。

実際には私はきつね珈琲メディアを運営しており、20,000PV達成しており、そこそこのアフィリエイト報酬をもらっていますが。
ガッツリ手を動かしていますし、記事は資産になりません笑(PVが低いのもありますが、今は大手企業もGoogleのアップデートで順位が下がり、検索順位が下がり、売り上げが下がることにビクビクしています。そのため、完全な不労所得は無理です。記事は更新し続ける必要があるからです)
じゃあ、ブログは不労所得にならないの?と言われた時の結論として「不労所得にはならないが、自分が体験したいことを月5万、月10万円の副収入に変えるツール」としては個人ブログは副収入に変える優秀な媒体です。



実際にきつね珈琲メディアでは、まあまあのアフィリエイト報酬とコーヒー豆を買いたい人に向けたLINE登録がSEO流入だけで60人を超えていますが、やはりテキストベースのブログの強みはなくなりませんね。
ちなみにブログが完全不労所得になると言っているブログスクールはたいてい「過去の瞬間最大風速で伸びたブログ」の話です。
2025年以降は状況が変わっていますので、スクール前に必ず講師の運営サイトはチェックした方が良いでしょう(なぜか、講師はかたくなにサイトを公開しようとしませんが、、、)
ブログは不労所得にならない5つの理由
ブログ運営は「仕組みさえ作れば勝手に稼ぎ続ける」というイメージが先行しがちですが、実態は“定期メンテナンスが欠かせないデジタル資産”です。以下の3点を押さえると、その構造的な限界が見えてきます。
理由①|検索アルゴリズム変動と競合急増
Google コアアップデートは年に数回実施され、平均で全サイトの 5~20%が順位変動の影響を受けます。



過去に上位表示していた記事でも、E-E-A-T 指標を満たす新規コンテンツが増えれば一晩で圏外へ飛ぶことも珍しくありません。
しかも生成 AI の普及で「量産される記事」の母数が爆発的に増え、検索結果は常に椅子取りゲームの状態。
成果を維持するには、キーワードリサーチ・リライト・内部リンク最適化を継続する“運用コスト”が不可欠であり、放置=収益低下を意味します。
理由②|コンテンツ鮮度とユーザー体験の維持コストがかかる
SEO は「正解を提示する競技」。情報が古ければ即座に評価が下がります。たとえば金融やガジェット系のレビュー記事は、半年で情報が陳腐化しやすく、検索意図に合った最新データの差し替えや画像・表のアップデートが必須です。
また Core Web Vitals の合格ラインも年々厳格化しており、テーマ最適化・画像圧縮・スキーママークアップなど技術的メンテも求められます。こうした改修作業は“手間”であり、完全放置で回るストック型ビジネスとは一線を画します。
理由③|収益源の外部依存リスク(広告単価・案件単価)
アドセンスや ASP(広告主)に頼る収益モデルは、広告単価・成果報酬の改定で即収入が上下します。
例として、2024 年の某 ASP では報酬体系がクリック成果から成果確定型へ変更され、月 5 桁を稼いでいた中小ブロガーが 3 分の1 に減収したケースも。
さらに広告主側の与信審査厳格化で案件が非承認になるリスクもあるため、“不労所得”どころか毎月の収支が乱高下する可能性が高いのです。
安定させるには、自社商品やオンライン講座など自前の収益柱をつくり、広告収入に依存しないポートフォリオを構築する必要があります。



自社商品やオンライン講座など自前の収益柱を作る。
これが2025年以降のブロガー生存戦略で超重要です。
理由④|ドメインパワー格差と新規参入障壁
もはや、検索上位には、大手メディア・官公庁・大学など被リンク総数が桁違いの“ドメインパワー超級サイト”が鎮座しています。間違ってもブログスクールがおすすめする転職ジャンルやクレジットカードジャンル、美容ジャンルに参入はやめた方が良いです。



ちなみに、アフィリエイトサイトのマイべ◯トという会社は1記事で300万円もの費用をかけて脱毛記事を書いていました。
こんなマネーパワーでぶん殴る企業に個人ブログが参入しても勝てるわけがありません。10年前とは状況が変わっています。
2024 年以降 Google は Helpful Content System と Site Reputation Update を統合し「権威性 × ユーザー満足度」をより重視するアルゴリズムへシフトしましたが、結局のところ質の高い被リンクと長期運用による実績を持つサイトが優遇される構図は変わりません



たとえ個人ブログが専門性の高い記事を投入しても、ドメイン年齢(site age)、被リンク数、ブランド検索ボリュームという“三種の指標”で劣っていれば、同じクエリで勝負しても評価までに6〜12 か月のタイムラグが発生するのが現実です。
さらに 2025 年現在、生成 AI による情報氾濫で検索結果は“権威ドメイン vs 量産系サイト”の二極化が進行中。Google は後者の低品質サイトを排除しつつも、前者の強力なドメインを信頼スコアの軸に据えるため、新規ドメインはサンドボックス期間(順位が付きにくい猶予期間)が長期化する傾向があります。
ブログで月5万円「半不労所得」を堅実に狙えるミニマム収益モデル3選
ブログを“副業インフラ”として機能させる第一歩は、初期コストと維持コストが低いモデルを組み合わせることです。以下の2つは、週5〜6時間の運用でも月5万円を安定的に生みやすい“ミニマムモデル”です。
自社オンライン講座・有料コミュニティの立ち上げ
広告依存を脱却する最短ルートは“自分の商品”を持つこと。



ブログでは 課題喚起→簡易ノウハウ→深掘り講座案内 の流れでリードを獲得し、決済は ペライチ+Stripe など低コスト SaaS で十分です。
ポイントは
(1) 受講後の変化を具体的に示すケーススタディ
(2) サポート形態を明文化し不安を消すオンボーディング
(3) Discord/Slack を使ったコミュニティ設計で「継続価値」を生むこと。



あなたが体験していてお金になりそうなことはなんですか?
・盆栽 ・料理 ・収納 ・副業 ・株式投資 ・・・
上記をコンテンツ販売、コーチング販売するのです。
月 10 名 × 単価 9,800 円で 10 万円規模の“第二の柱”へ育ちます。
リストマーケティングでLTVを3倍にするステップメール
リストさえあれば、PV 変動とは無縁で追加売上を創出できます。王道は 7 通構成。



実際に、本サイト「かきすく」ではWEBライターのリストマーケティングで月間売上120万円まで達成しました。
リストマーケティングはメルマガやLINE公式アカウントで興味を持ってくれた人に登録させ、教育、自社コンテンツの販売に繋げます。
- 共感ストーリー(問題提起)
- 失敗例と原因分析
- 小さな成功体験の共有
- 行動変容を促すノウハウ
- 商品の誕生背景とベネフィット
- 限定オファー+保証
- FAQ+クロージング再提示
読者の“温度”に応じて タグ分岐(興味・検討・購入)のフローを組むと、未購入層への再オファーが自動化できます。CV 後はアップセル講座やサブスク型コミュニティへつなぎ、平均顧客単価を 3 倍に伸ばすのが最終ゴールです。
ダウンロード型デジタル商品(テンプレ/PDF)で粗利80%を確保
初期コストがほぼ「時間」と「知識」だけで済むテンプレート系デジタル商品は、ブログ収益をレバレッジする最強の武器です。
制作が1回きり、在庫・物流ゼロ、販売後の原価は決済手数料(3〜5%)とプラットフォーム利用料のみ。
──実質的な粗利は80%超を維持できます.



ブログ流入した人にダウンロード型デジタル商品を販売してみましょう。
例えば、営業管理テンプレ、Canva用LPデザイン、PDFチェックリストなど、ユーザーが「いま困っている作業」を最短時間で解決できるフォーマットに特化します。キーワードリサーチで検索ボリューム1,000未満のニッチ課題を拾い、競合不在のブルーオーシャンを狙うのが鉄則です。
競合ゼロの段階では3,000円前後のエントリー価格で母数を確保し、レビューが10件を超えたら5,000円→7,800円と段階的に上げてLTVを最大化しましょう。値上げのたびに“無料アップデート権”を告知すれば離脱を防げます。



ダウンロード商品は「小さく作り、早く売り、継続的に磨く」のPDCAが勝負。ブログ読者を顧客化する導線をセットで構築し、粗利80%の高収益ストックを着実に育てましょう
まとめ|ブログの“不労所得”の幻想を捨て、堅実に月5〜10万円を積み上げよう
ブログは放置で札束を生む魔法の装置ではありません。検索アルゴリズムの変動、情報の陳腐化、広告単価の乱高下――リスクを知った上で、再現性の高い小さな収益源を積み上げることが最短ルートです。



本記事で紹介したデジタル商品の自動販売で月5万円を土台化し、高単価ASPとオンライン講座、ステップメールによるLTV最大化で月10万円へ拡張する戦略なら、作業時間を週5〜6時間に抑えつつ安定収益を得ることが可能です。
リライトとUX改善を定期メンテナンスに組み込み、SNSでブランド検索を増やせば、ドメインパワー不足も補えます。
“継続と仕組み化”こそが凡人ブロガーの武器。
幻想を捨て、今日から一歩ずつ実行に移しましょう。半年で成果が出なければ手法を振り返り、キーワード・導線・商品ラインナップを微調整してください。小さなPDCAが必ず未来のキャッシュフローを育てます。



実際には私は本記事の内容でサイトを育てていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます!!!
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